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プリン・ア・ラ・モードに会いにゆく〜No.52「パーラー鯉」〜

2023.2.26訪問

重症化を防ぐ有効な薬ができたわけでも無いのに「コロナ禍は終息しつつある!」みたいな世の中になっている。私は戸惑いながらも、相変わらず出来得る限りの感染予防を続けている。以前より出歩きやすくなった事は純粋に嬉しいが…複雑。

さて今回は前から行ってみたかったパーラー鯉さんへ。

その名も「アレンジフラワー」!

プリンとアイスクリーム(しかも2種!)とフルーツ。私が勝手に作った「プリン・ア・ラ・モードの定義」を完璧に満たしているのだ!このグラス、ヘッケルンさんのグラスに似てる…?

※ヘッケルンさんの記事はこちら↓

かわいい。下に敷いてあるお皿も含めてかわいい。
「かわいい」の波状攻撃がこれでもかこれでもかと押し寄せてくる。
そして、何と言ってもこのチェリーの横に添えられたアンゼリカ。

昭和世代にはお馴染みのアンゼリカ。昔はバタークリームのケーキや絞り出しクッキーの飾りで緑担当といえばこのアンゼリカだった。輸入キウイやミントの葉が安く安定的に流通するようになり、いつしか姿を見なくなった洋菓子界の緑の王よ…!お懐かしゅうございますううーー!!

先客が居なくなり、途中から私ひとりの貸し切り状態になってしまったので、妙なテンションにブーストがかかる。そこへ、本当にたまたまだったのだが個人的に思い出深い曲「テネシー・ワルツ※」が店内BGMで流れてきて涙腺を刺激され、ちょっと困ってしまった。パーラーでプリンを食べながら泣いてるおばさんなぞ、道に倒れて誰かの名を呼び続けるのと同じくらい怪しいではないか。
こらえろ、こらえるんだ私!

※テネシー・ワルツはパディ・ペイジ版が有名だけど、あえて江利チエミさん版を。

色々としんどい事が続いていたけれど、これでまた少し肩の力が抜けた。こんなに可愛くて個性的なアレンジフラワーのお値段はなんと610円(しかもどうやら税込み)
この値上げラッシュのご時世、さすがにもう少し値上げされた方が良いのでは…と心配になってしまった。

★パーラー鯉
埼玉県越谷市北越谷41
最寄り駅:東武線 北越谷駅



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