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大学院生の就活について


自己紹介

 初めまして。24卒として就活していた文系大学院生あやと申します。私は「平均年収が高いホワイト大手企業に入社し、のんびりゆるく働く」という目標のもと就職活動に励みました。
 文系大学院生の就活というと、マイナスイメージがあり、大手企業は狙えないのではないか?といったイメージを持っている方もいるかもしれません。そんな私の経歴は文系大学院生な上に「無名大学」「部活動に所属していない」「長期インターン経験なし」と弱小なのですが、私でも大手企業に内定を頂くことが出来た経験から就活を頑張る皆様にエールを送りたくて記事を執筆させて頂きました。
この記事では、大学院生の就活の忙しさ、スケジュール、就活で成果を残せた秘訣についてお伝えさせて頂きます。

筆者の経歴

大学受験に失敗、志望していた大学とは程遠い大学に入学。
大学4年生では「まだ社会に出たくない」という思いから就職活動をせずに大学院に進学。
大学院に入学し、日々研究に追われながら24卒として就職活動に励む。
→ 総合ディベロッパー1社、食品メーカー3社、エンタメ業界1社、化学メーカー1社、電機メーカー1社から内定を獲得。
(平均年収は700万円以上の企業のみに挑戦。)

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この記事で分かること

・文系大学院生の就活の忙しさ
・就活と研究のスケジュール
・文系大学院生が就活で成果を残す秘訣

文系大学院生の就活の忙しさ

結論から申し上げると、文系大学院生の就活はかなり忙しいです。

 私は理系の大学院の方の就活スケジュールはそこまで詳しく知りませんが、研究職に入社予定の友人(理系大学院生)の話を聞く限り、それぞれの研究室に大手企業とのコネクションがあることが多いようです。企業の人事の方が研究室に訪れ、その場で面接が実施されたりということがあったそうです。
 一方で、私の知る限り文系大学院の研究室と大手企業にコネクションがあることは、限りなく少ないです。
私の通っている研究室は、テレビに出演したり、大手食品メーカーと共同研究をしたりしていますが、それでも教授のコネクションで大手企業に内定を貰えた学生はこれまでにいません。

だからこそ、文系大学院生は研究をやりながら自力で就活を頑張る必要があります。就活は選考突破の為に本当にやることが多くありました。私は例年解禁日と言われている3月1日の約1年前(大学院入学前)から就活をしていたのですが、
研究が忙しくなかなか就活が進まないこともあり、時間が足りなかったなと感じます。

大学院に進まれる方や現在大学院生の方!
 研究をしっかりと行い、就活の選考にしっかりと準備をして臨みたいのであれば、両立はかなり忙しいと覚悟して臨むといいかもしれません。
また、文系大学院を考えている方はコネクションは限りなく少ないという認識を持っておくと、実際にないと知った時へこむことは少ないかもしれません。

就活と研究のスケジュール

 学校がある期間と長期休暇でスケジュールが大きく異なっていたので、2つに分けてご説明させて頂きます。

学校がある期間

 私は朝9時から夜20時ほどまで研究室に通う生活をしています。(コアタイムはないですが、教授が10時から19時頃までいらっしゃり、教授より先に来て後に帰るという暗黙の了解のもと通っています。)
 上記のような研究中心の生活をしている中で、面接やグループディスカッションがある日は部屋を借りて実施したり、エントリーシートが迫っている時は、教授が授業の時間などに就活を進めていました。また、土日は就活の日と決めて、1日10時間くらい就活に充てていました。

長期休暇

 長期休暇の際は、学校がある期間とは異なり、就活メインの生活をしました。インターンシップ選考で勝ち取れた複数Daysインターンシップに参加したり、面接練習グループディスカッション練習をしたり、1日8時間前後は就活していたと思います。

大学院に進まれる方や現在大学院生の方!
 研究室にコアタイムがあったり、ルールがあったり就活の時間をつくることは難しいと思います。
ただ約1年間の努力で、何十年もの生活が変わってきます。1日少しでも就活に時間を割いてみるといいかもしれません。

文系大学院生が就活で成果を残す秘訣

 私自身、就職活動において悔しい思いを数え切れないほどしましたが、最終的に総合ディベロッパー1社、食品メーカー3社、エンタメ業界1社、化学メーカー1社、電機メーカー1社(平均年収は700万円以上の企業のみに挑戦。)から内定を獲得することが出来て、満足のいく結果となりました。
 私が「無名大学」「部活動に所属していない」「長期インターン経験なし」という経歴でありながら、大手企業から内定を貰うことが出来た秘訣は2点あると思っています。

行動を続ける

 私は、同じ時間お仕事をしていても入社した企業により給料が全然違うという現実があるなら、私は高い給料を貰える企業に絶対入社すると決意しました。そして、「平均年収が高いホワイト大手企業に入社し、のんびりゆるく働く」という目標を立て、この目標を達成する為に、出来ることは何でもやろうと思いました。正直、研究と就活の両立はかなり忙しくてとてもきつかったですが、結果的に行動し続ければ必ず結果に繋がると感じることが出来ました。就職活動を通して、何十もの企業からお祈りメールを貰いましたが、自分と相性の良い会社は必ずあります。
 この記事を見て下さった皆さん辛くてもぜひ行動し続けてみてください。

人に頼る

 私が就活で内定を勝ち取ることが出来たのは、「人に頼りまくったから」だと感じています。私はこれから何十年もついて回るファーストキャリアでどうしても有名な企業に行きたいという想いから就活にお金と時間を費やし大手企業に挑戦することを決意しました。
 具体的には、22卒で就活無双された方(高校の同級生の知り合い・コンサルや総合商社、3大海運に内定)にお金を払い、面接対策やエントリーシート添削をはじめ就活全体のアドバイスをもらいました。(アドバイスを貰った期間と金額は、2022年4月~10か月間、月5000円(トータル5万円)でした。)
 また、OB訪問が出来るサービスや、社会人になった友達に頼りながら、まずは就活の全体像を把握して道筋を立て、効率的な就活を模索し続けました。OBの方に食品メーカーのインターンシップを紹介してもらったり、友達に頼ることでそこから内定に繋がったりと成果を残せたと感じています。
振り返ってみると、就活は1人では成果は残せなかったと感じます。
導いて下さった沢山の方がいたからこそ、内定を貰うことが出来ました。
是非、人を頼り効率的に就活を進めてみてください。

最後に

 この記事では、自身の原体験から、文系大学院生の就活の忙しさ、就活と研究のスケジュール、就活の忙しさについてまとめさせて頂きました。
文系大学院生の忙しさを肌で感じた経験から、大学院生として就活を頑張る方の力に参考になれたらと思い執筆しました。
研究と就活の両立は、本気でやればやるほど心身ともに辛いときがきっとあると思います。どちらも頑張ろうとしている方本当にすごいと思います。
皆さんの研究と就活心より応援しています。

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