小さな国で 小さな戦争がはじまる ブリキの楽団が意気揚々とつらなる 電信棒はひとしく同じに真っ直ぐ立った 夕焼けのようにさみしく 朝焼けのようにさみしく 小さな…
国際通りの タピオカ屋が向かい合う路地で ロクシタンの香りとすれ違った 息が止まる 影が揺れて歪んで消えそうになった この手に 明日、雨が降る
君と暮らした部屋から先に 荷物を出したのは僕で その二ヶ月後 彼女が荷物を出し 僕は事務的な手続きに立ち合った 久しぶりに会った僕らは すこし照れてた 物が無く…
あ、こうゆうの なんて言うんだろ て 思った 低いところへ水が流れるように 横たわる象の冷んやりとした 大人は入れませんの 看板の前で立ち止まる そうだった 大…
待っているときとても好き 君のことがとても好き ぼんやりしてると 君を待ってることも忘れてしまうけど 君のことがとても好き
懐かしい友に話したい夜がある 故郷の風や陽射しやかおりを 思い出して カウンターであたらしいお酒を支払う この街には 居場所がないと感じる 煙草で浮かんだ煙りを…
大事なことは12種類くらいあって 世界は12当分できる 昨日のホールケーキは4当分だった 誕生日おめでとう
ヒビ割れたコンクリートの隙間から 沖縄の夜は始まる 喉は湿って冷えている 音楽と煙草が天井あたりで曇り ときどき色が変わる どこから来たの?って もう聞かれなくな…
1秒で恋した 何回か夏が過ぎた 僕しか知らない君との始まり
メイクの時間は45分、洋服を買いに行くときも、映画も、ライブハウスも、コンビニに行くときも。だから夜中のコンビニは僕の仕事だ。 洗面所を独占するので、そこから繋…
花野レコード
2019年10月12日 03:08
小さな国で 小さな戦争がはじまるブリキの楽団が意気揚々とつらなる電信棒はひとしく同じに真っ直ぐ立った夕焼けのようにさみしく朝焼けのようにさみしく小さな国で 小さな戦争がはじまる
2019年10月11日 02:14
国際通りのタピオカ屋が向かい合う路地でロクシタンの香りとすれ違った息が止まる影が揺れて歪んで消えそうになったこの手に明日、雨が降る
2019年10月5日 01:45
君と暮らした部屋から先に荷物を出したのは僕でその二ヶ月後彼女が荷物を出し僕は事務的な手続きに立ち合った久しぶりに会った僕らはすこし照れてた物が無くなった部屋はすっきりとしているが何もなくて僕みたいあたらしい未来を口にするのも嘘っぽく最後に握手しよって言ったのは君だったその手のあたたかさと僕は暮らしていたんだなって夏が始まる前のおはなし
2019年10月4日 02:32
あ、こうゆうの なんて言うんだろて思った低いところへ水が流れるように横たわる象の冷んやりとした大人は入れませんの看板の前で立ち止まるそうだった大人は入れません
2019年9月29日 12:04
待っているときとても好き君のことがとても好きぼんやりしてると君を待ってることも忘れてしまうけど君のことがとても好き
2019年9月29日 02:26
懐かしい友に話したい夜がある故郷の風や陽射しやかおりを思い出してカウンターであたらしいお酒を支払うこの街には居場所がないと感じる煙草で浮かんだ煙りを見上げてそう思う18だった あの子や君や僕はどうしてるだろうかと巡らせ世界はまわる僕はそれに逆らわない歩いたり休んだり明日が来る
2019年9月28日 05:29
大事なことは12種類くらいあって世界は12当分できる昨日のホールケーキは4当分だった誕生日おめでとう
2019年9月17日 20:54
ヒビ割れたコンクリートの隙間から沖縄の夜は始まる喉は湿って冷えている音楽と煙草が天井あたりで曇りときどき色が変わるどこから来たの?ってもう聞かれなくなった隣りの君も湿って少し冷えている
2019年9月17日 01:12
1秒で恋した何回か夏が過ぎた僕しか知らない君との始まり
2018年12月30日 21:28
メイクの時間は45分、洋服を買いに行くときも、映画も、ライブハウスも、コンビニに行くときも。だから夜中のコンビニは僕の仕事だ。洗面所を独占するので、そこから繋がったトイレには行けないし、彼女がメイクする作業も僕は見たことがない。終わった、、、と言う彼女の顔は正直どこを変えたのかわからないし、すこし疲れている。僕らはモノレールに並んで座り縦向きに揺られながら2つ先の駅を待つ。ボヘミアン