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【紅茶とくらしの日記】茶香炉と中国のやきもの


昨夜は息子と2人でムービーナイトを楽しんだ
ムービーナイトは準備をしている時から心が躍る
大きな容器に入っているアイスクリームをスプーンで力いっぱい掬って
カップに美しく盛り付けるように中央に高く高く アイスをのせていく
息子はその様子を離れずにじぃーーっと見ているか 時々 歓声や拍手をおくってくる

スタジオジブリの となりのトトロ が息子からのリクエストだった
じつは私もジブリが見たいと思っていたので
ふたりともアイスクリームを食べながらとなりのトトロを満喫できた

-2021年7月9日-
朝から霧雨 風はない 少し動くと暑さを感じる

朝ごはんはバタートーストに目玉焼き、みかんのシロップ漬けで済ませた
比較的スムーズな朝だった
息子もささっと食事を済ませ
(テンション低いと1時間くらいだらだらと食べている)
歯磨きも嫌がらなかった
靴下も自分で履いたし しっかりした足取りで保育園に向けて行進していった
明日は休日だと分かっているので頑張ったようだ

湿気の多さが気になって茶香炉を焚いた

香炉は有田焼のもの
茶葉はジャスミンパールを選んだ
このジャスミンは爽やかさの中に野花の蜜の様な甘い香りが感じられる

しばらく焚くと水っぽい空間が浄化されてジャスミンの香りで満たされた


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10時半
マンションで契約しているケーブルテレビの人が来た
4Kテレビに対応するための機器を取り付けるかなんだか ・・
結局、作業は数十分だったが2時間ほどおしゃべりをして帰っていった

朝の紅茶を淹れようと思ったがもうお昼時を過ぎていた

13時には家事代行サービスの人が3人ばかりやってきて
我が家を隅々まで綺麗にしてくれる予定だから
急いで残り物のカレーライスを温めて食べた


食後の紅茶を淹れる ―

今日はニルギリを淹れることにした
オーガニック認証を受けている品質のよい紅茶だ
茶器は「茶器の聖地」と呼ばれる中国の江蘇省・宜興で作られた「紫砂泥」と呼ばれる特別な泥で作られたものを選んだ
この茶器で紅茶を淹れると 紅茶がいっそう まろやかさが増す
(原理は紅茶レッスンでお話しているがここでは割愛)
私はこの宜興のカップを慈しんで育てている
茶の世界に詳しい方はご存じだろうが 釉が塗られていない土器、やきものは
育てる事によって艶が出てしっかりと手になじむようになる
もちろん洗剤でゴシゴシと洗ってはいけない

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おじちゃまがふたり、おばちゃまがひとり
私が仕事部屋で紅茶を啜っているさなかに大掃除をして下さっている
ひょっこり覗いてみると どうしても落とせなかった食洗器の油汚れが
すっきり見事に落ちていた
やっぱりプロに頼んで良かったとしみじみと思ったし
これから毎週来て頂くので
これで私は家事の一部を手放す事が出来ると思うと 
本当に自由になれた気分になった


人は疲弊しすぎると 思考がとまる
クリエイティブにもなれないし 
人を思いやることもできなくなる
そして 自分を大事にすることも できなくなるのだ
少しずつ 確実に 本当の自分ではなくなってくる

自分を大事に
やりたい事が出来る環境を 整えようと思う

一歩一歩 焦らずに

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