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小学生の自分を救うために

以前から書いている通り、私はぜんそくで一年生の時には入院をしていた。だが、そもそも若干入学したての頃からなんとなく馴染めない、一般的にコミュ障的な状態にあった。情報に溢れた令和の時代になってから、あの時の自分はいつ不登校になってもおかしくなかったと思う。

そのきっかけは、授業で当てられて、間違えたら周りのクラスメイトに馬鹿にされるということだった。無邪気な、忖度のない子どもならではの指摘だ。だが私にはそれが耐えられなかった。ぜんそくはストレスも原因のひとつだというから実はその時もストレスがあったのかもしれない。

そしてその後、入院することになり、遠足も参加出来ず、周りのクラスメイトは次々と仲の良い友達ができていくが、私は入院していたため一人残されることに。

実はその後、筆箱を隠されるということもあった。裏に書いた名前が黒い油性ペンで塗りつぶされて出てきた。結局のところ、いじめだったのかただの出来心なのかも分からない。

小学校は週に一回ぐらいは休んでいた。ぜんそくの発作もあったし熱もよく出た。休んでいたからと言って母がついているわけでもなく、一人で家で寝ていた。私自身も、親の世代さえも、そんなに情報が得られない時代だった。人伝でなんとかアレルギー対応のケーキを買ってくるぐらいしかできなかった。

あの時の自分に声をかけられるなら、「学校がすべてではない」だろうか。それと、妹弟に遠慮せず、母に甘えてもいいと言いたい。

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