#5 閉ざされた町、震災から生まれた未来
こんにちは、半兵衛です。
05話 ―― 2011年3月12日 5時~8時
この日の朝は早かったです。
自然と目が覚めたのは、早朝5時。
トイレへ行こうと一階に降りる。
すると、母親も起きていました。
「外が凄いことになっている」
と言われ、外を見に行くことに。
すると、家の前の道路には早朝にも関わらず、考えられないほどのバスが並んでいました。
↓↓↓ 実際の家の前の道路
ナンバープレートを見ると、茨木など他県から来たものばかり。
訳もわからないまま、何があったのだろう?
と、他人事みたいに考えていました。
―― 7時30分
今日も一日が始まったなー
という矢先に役場の町内放送が流れました。
キンコンカーン♪
「住民の皆さんは自分の地区の公民館や、避難場所に集まってください。車での移動は控えてください」
うろ覚えですが、こんな内容でした。
聞きなれた女性のアナウンスでしたが、内容に困惑をしていました。
えっ?
となりながら、私たち家族は公民館へ行くことに。
荷物は、必要最小限のモノだけ持ちました。
可愛い三毛猫に、お留守番を頼み、公民館へ。
公民館に着いたのは、8時くらいでした。
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