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【運動】脳の縮小を抑える運動の力

「長生きがしたい!」という願いを込めて始めたメンバーシップ。

どうせ生きるなら「健康」とか「魅力」とか、人間の本能的なものを極めたいということで、マニアックな情報を発信しております。

これまで様々な情報を漁ってきましたが、どう転んでも「運動」からは逃れることはできません。

そんな現実を真摯に受け止め、持久力トレーニングと筋トレ交互生活を始めました。

まだまだ2か月という赤ちゃん状態ではありますが、無事に習慣化には成功いたしました。

noteも毎日更新をほぼ4年続けていますので、習慣化に関してはまぁまぁできる方だと自覚していますが、そのコツとして、ただ淡々と続けていくだけでは難しい。

やはり、「何のためにやっているのか?」とか「今やっていることはどのような意味があるのか?」を自覚しておいた方がいいじゃないですか。

ということで、本日は、

「運動をすることで脳の縮小を止めることができるよ!」

という話題。

なんだか物騒な感じもしますが、もう少し具体的に言うならば、「運動」を続けることで、

・メンタルの安定
・記憶力アップ
・若返り

このような効果があるのではないかと様々な実験で証明されつつあります。

そんな研究を紹介しつつ、運動の素晴らしさをまとめましたので、これからの人生を充実させたいという気持ちがありましたら、ぜひとも読んでみてくださいね!

▼脳の縮小を抑えるタンパク質とは

ぼくたちの感情は、自分の状態によって変化します。

もっと具体的にいえば、

「感情は、セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンという3つの神経伝達物質の働きによって決まる」

ともいえるでしょう。

それぞれの神経伝達物質には、それぞれの役割があり、ネットワークをつくって働いている訳ですが、「どの物質が、どのくらい働くと、どんな状態になる」みたいな詳しいことは分かっていない模様。

しかし、近年の神経科学者たちは、BDNF(脳由来神経栄養分子)という奇跡のようなタンパク質におおいなる期待を寄せているのです。

なんと、BDNFは、脳の可塑性を促して細胞の老化を遅らせる働きもあるとか。

健康で長生きしたい!という強い願いをもっているぼくたちからしてみたら、このBDNFをスルーして生きていくことはできません。

このBDNFをざっくり紹介すると、

「主に大脳皮質(脳の外層部)や海馬で合成されるタンパク質であり、脳細胞がほかの物質によって傷ついたり死んだりしないように保護している」

といわれています。

さらに、

「新しく生まれてきた脳細胞を助け、初期段階にある細胞の生存や成長を促す役割も果たす」

とか。

1900年代、25歳でピークを迎える脳は、それ以上成長しないと信じられていました。

しかし、サールグレンスカ大学病院の研究者であるピーター・エリクソンさんが5人の死亡患者の脳を解剖するという信じられない実験をした結果、

「5名全員の海馬で新しい細胞が発見された!」

というではないですか。

この発見は、それまでの常識を一気に覆しました。

要するに、ぼくたちの脳はピークを迎えてから縮んでいくのは紛れもない事実なのですが、生活習慣によっては、脳を育てることができるかもしれない!という、なんとも希望がもてる結果を得たのです。

ここで気になるのは、「どうすれば脳の縮小を食い止められるのか?」ということですよね。

既に、察している方もいらっしゃると思うのですが、その方法とは、

「運動!!!」

なのです。

▼脳の縮小を抑える運動の力

ここでBDNFが脳の縮小を抑える力があるという根拠となる実験を紹介します。

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