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時間効率を求めすぎることで生まれるデメリット

命と同じくらい大切な時間。

最近は、時間の使い方が注目を浴びるようになってきました。一昔前は、とにかく長時間働いて、結果を残したもん勝ちな風潮がありました。

そんな雰囲気に包まれた理由はもろもろあると思いますが、その1つに「時間給の考え方」が強く根付いていたからでしょう。

「もうちょっと稼ぎたいからバイト増やそう」みたいな。

しかし、お金の稼ぎ方も多様になった今、むしろ生きていく上での価値観をお金よりも時間に全振りして、時間富豪を目指す人すら出てくるのでおもしろい。こうなってくると、ますます「生き方とは?」みたいな価値観は多様になってきますよね。

本記事は、ライトなライフハック的な話題。

「時間、時間って言っているけれど、あんまりシビアに時間を追い込むとよくないよ。」という内容でございます。

「スケジュールが空いていると不安」なんて感じる人は、ぜひとも読んでみてくださいね。

▼「時間がない!」と感じてしまう理由

まずは、前提から確認していきます。

本記事は、「もっと時間を有効的に使いたい。」と願い人たちのためのものであり、「バリバリ働くことが生きがいであり、休日なんていりません!」という方には、ご満足いただけないと思いますのであしからず。

なぜ、そんな断りを入れるのかというと、

「長時間労働=仕事を頑張っている。という価値観から見直していく必要がある。」

からなのです。

僕自身もそうだったので、痛いほど分かるのですが、自分の働いた時間を自分の頑張りと直で結び付けてはいけません。

むしろ、現代風の新しい価値観では、

「自分の仕事のマネジメントができていないのでは?」

と、思われてしまうかもしれません。

もちろん、「仕事ができる人のところに仕事が集まる」ものなので、実力のある人がいつも忙しそうにしているのは理に適っています。

ただ、忙しくしている人全員が「仕事ができる人」と捉えるのも信用なりませんよね。

もしかすると、

「自分の余暇とか体調とかを考慮に入れず、単純に仕事時間を伸ばしてしまう。」

ということが起きている可能性もあるのです。

▼時間貧乏な人の考え方とは

ここまで、忙しければいいってもんじゃないという内容を書いてきましたが、忙しい人が陥りがちな「考え方」があるのです。

それが、

「手持無沙汰感嫌悪」

という状態。

あなたは、聞いたことはあるでしょうか、このものすごく嫌な感じのする七文字熟語。僕がこれを感じるタイミングは、もうすぐ定時だなと時計を意識したときでした。

「さて、あと15分あるな。とりあえず当面の仕事は片付いているけど、もっとできることあるかな。」

これです!! これっ!!

こうやって隙間時間を何とか埋めようとする「考え方」の人は、「手持無沙汰感嫌悪」にハマっている可能性大。

ハーバード大学の心理学教授、ダニエル・ギルバートさんの実験をざっくり紹介しますね。

「被験者となった大学生を何もない部屋に入れる。」

という何ともシンプルな実験です。

何もないと言いながらも、たった1つだけ部屋にあったものは、「電気ショックが流れるボタン」だけ。「まさか押すわけないでしょ!」と思いますよね。しかし、「手持無沙汰嫌悪」は、予想以上の力を発揮します。

何もすることがなく、退屈極まりない学生のほとんどは、自らボタンを押して電気ショックを食らったというではないですか。

「手持無沙汰嫌悪恐るべし」ですよね!!

このように、「何もない。」ということに僕たちは慣れていないのです。しかし、人生を充実させるには、この「何もない。」時間をどれだけ楽しめるかということも大切。

ぜひとも、「何もない幸せ」を感じることができる「時間」の使い方で、心豊かに毎日の生活を楽しもうではありませんか!!

▼まとめ

本記事では、「時間と仕事効率を単純に結び付けないようにしよう!」という内容をまとめました。

現代において、テクノロジーが発展した中に生きている僕たちは、即時性に慣れすぎています。

一瞬でも「暇」と感じると、その「暇」を埋めようとしてしまうのが「現代人」。「暇つぶし」なんて腐るほどありますからね。

しかし、そんな世の中だからこそ、「暇」を「暇」で楽しむことが大切なのです。ぜひとも「ないもない。」ということの贅沢さを見直しましょう。

そして、より充実した時間の使い方を手に入れようではありませんか!!

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