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選択に迷ったときに役立つ「後悔」という視点

人生は、選択の連続です。人間は、日々相当数の選択をして生きている。

そんな話をすると、「僕は優柔不断で…」という方もいらっしゃいます。確かに、決定するまでの時間には個人差があるものの、最後まで決定できない大切なことというのは、それほどありません。

例えば、お昼ご飯にラーメンを食べようかカレーにしようか迷ったあげく、餓死してしまうなんてことは起こらない訳で、僕たちは、いくら迷っても絶対に決めないといけない選択肢は、いずれ選ぶのです。

だったら、命の同じくらい大切な時間をたくさん残せるよう、なるべく早く決めた方がよいですよね。

そのためにも、「選択を迫られたときの基準を決めておく」というのは、めちゃくちゃ役立つ方法です。

そんな方法をさくっとご紹介します。

▼選択肢の基準となる「後悔」という視点

元も子もない話をすると、「選択」において100%正しいというものは基本的に存在しません。それは、全く同じ人間が存在しないと同じように、同じ選択でも、その人が置かれている状況や本人の性格、タイミングなどによって正しさなんて変わってきてしまうから。

だからこそ、「より妥当な選択をする」ことを目指しましょう。

そして、自分の選択に「満足する」よう心がければ、どのような選択であっても、あなたにとっては限りなく「正解」なのです。

バリー・シュワルツさんは、選択する人間を3つのタイプに分けました。それが、こちら。

・利益最大化人間
・リスク最小化人間
・満足化人間

でございます。
#シンプルで合理的な人生設計

「利益最大化人間」とは、「メリットが大きい選択肢」をねらっていくタイプ。もちろん、多くの人が、自分の選択からたくさんのメリットを得たいと思うでしょう。しかし、メリットばかりにこだわるのはおすすめできません。

その理由は、「もっと良い条件があるのではないか。」と常に、最大メリットを探し続けてしまうから。

さらに良い条件を捜すことは大切な視点ですが、こだわりすぎると永遠に満足できない選択地獄に陥ってしまうかもしれません。

次に「リスク最小化人間」について説明します。とはいえ、読んで字のごとく「徹底的にリスクを取らない選択をする人」のこと。

リスクから逃れるにこだわりすぎると、むしろ「選択をする」という選択自体がリスクと考える人が出てくるかもしれません。リスクは、選択をしたことでもたらされる変化に紛れていますからね。

リスク最小化人間さんにとってみれば、「選択をしない」というのが、ベストの選択なのかもしれません。しかし、長い目で見れば、変化をしないということは成長もしない。ある程度のリスクを取って、慣れない環境に身を置くことも時には大切なのです。

そして、最後におすすめするのが「満足化人間」でございます。

満足化人間の特徴は、選択の「満足度」に焦点をあてて選択をすること。もっと言えば、「この選択をしなかったときにどんな後悔をするんだろう?」と考えてもらうのが分かりやすい。

人間は、「チャレンジ失敗のときよりも、チャレンジしなかったことへの後悔が大きい」なんてことも知られています。

大切なのは、「利益」とか「リスク」に目を向けるのではなく、「自分の成長」に焦点化すること。そして、「この選択をしなかったのならどんな後悔が訪れるだろう」と自分自身に問うことで、後悔のない人生=満足度の高い人生を歩むことができるのです。

▼まとめ

本記事では、「選択をするなら後悔度に目を向けるといいよ!」という内容をまとめました。

ぜひ、選択をする際の自分軸をもち、満足度を高めてくださいね!

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