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【勉強法】最初から最高を目指してはいけない理由

正しい勉強法コレクターのJUNです。

前回の記事では、「拡散モード」の使い方をシェアしました。

本記事は、その付け足し情報となります。

例えば、

「やらないといけないことになかなか取り組めない」
「初めても、なんか違う気がしてやめてしまう」

なんてことありませんか?

実は、「先延ばし癖」や「中断癖」にも「拡散モード」が効いてくるのです。

そんな話題を書いていきますので、子どもたちにもシェアしてあげてくださいね。

▼まずは一歩進めることがなによりも肝心

「やらないといけないとは思っているんだけれど、なかなか始められない」

なんて先延ばし癖をもっている人は多いでしょう。

人間の脳は、なるべく負荷がかからないよう省エネモード運転をしています。だからこそ、一問一答であったり経験済みの問題に対しては意気揚々と取り組むことができる。

しかし、見通しがもてない初めてのことやクリエイティビティが求められるようなことは、脳に負荷をかけないといけないため、すんなり取り組むことができないのです。

ただ、ここで覚えておきたいことは、

「最大のハードルは、一歩目である」

ということ。

「あれだけいやだと思っていたのに、やりだしたらあっという間に終わった」なんて経験をした方も多いでしょう。

だからこそ、まずは一歩踏み出すことを意識する必要があるのです。

そのための方法として、「拡散モード」の有効性を知っておきましょう。

例えば、子どもたちに大変不人気な「読書感想文」。

夏休みの宿題の最大にして最強のハードルといっても過言ではないでしょう。

本を読んだものの、原稿用紙を前にして立ちすくむ子どもたち。

実は、この動き出せない原因は、「最初から完璧なものを書こう!」という余計なモチベーションによるのです。

だからこそ、必要なのは、

「とりあえず、書きたいことを書き出してみる。」

という低いハードル。

おすすめなのは、「書きたい内容をとにかく書き出してみる」という方法。

特に何も考えることなく、見通しをもつこともなくただただ書き連ねるといった行動。これは「拡散モード」を働かせている状態。

しばし書き出すと、きっと「あぁ、これは書きたいな!」と、少しずつ方向性が見えてくる。

希望の光が見え始めたら、本格的に書き始めてみましょう。

ここからが、「集中モード」の本領発揮となります。

何が言いたいのかというと、

「作文を書いていくという過程は『集中モード』であることから取り組むまでのハードルが高くなる。だからこそ、とりあえず書くという『拡散モード』から行動し、取り組むハードルを低くすることによって、感想文を書くことができる」

ということ。

何事も「最初からうまくやろう!」とか「失敗しないようにしよう!」という気持ちで取りかかると、効率がわるいのです。

最初は、「とにかくやってみる!」という「拡散モード」頼みで始めるのがよいでしょう。

そして、次第と「集中モード」に切り替えつつ、何度も推敲して精度を高めていくのがおすすめです。

▼まとめ

本記事では、「取り組むハードルが高いことほど『拡散モード』から入ろう!」という内容をまとめました。

読書感想文については、様々なテクニックがあります故、こちらも参考にしてみてくださいね。

自由研究はこちら。


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