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【勉強法】「他人任せ」の意外な「効果」とは。

「任せたら口出ししない。」と誓っているJUNです。

もちろん、その子どもさんの意図を汲み取ったアドバイスならいいでしょう。しかし、僕の価値観でアドバイスをしたら、もはやそれは「僕の作品」ですからね。

先日、こんな記事を書きました。

ざっくり説明すると、「大きな成果を残すには、グループ学習が必要不可欠だけど、他人任せにするのはだめだよ。」という内容です。

自分で書いた記事に矛盾するような内容になってしまうのですが、本記事は、

「他人任せの効果」

について書いていこうと思います。

読んでくだされば、「そういう任せ方ね!」と納得いただけると思いますので、このまま読み進めてくださいね。

▼「他人任せ」の意外な「効果」とは。

最初に言っておきますが、「何でもかんでも誰かに任せっきりにすればいい。」ということではありません。

「じゃあ、どんなときなら任せてもよいのか。」ということですが、ずばり、

「自分よりも詳しい人がいるときは、その人に任せた方がいい。」

ということです。

きっと、みなさんもご経験があると思いますが、

「この人って、〇〇についてめっちゃ詳しいな。」

とか、

「この人は、〇〇が本当に好きなんだなぁ。」

と感心する人っていますよね。

ラッキーなことにそんな素晴らしい人と「グループ」になることができたのなら、

「その人の得意分野について自分が調べる必要性はあまり高くない。」

というのは自明の理ですよね。

実は、それを裏付けてくれるおもしろい実験があるのです。
#知ってるつもり

実験では、カップルを対象にして行われました。

トニ・ジュリアーノさんと、ダニエル・ウェグナーさんは、カップルに様々な事柄を記憶してもらいました。

そして、記憶した分野について「どちらが詳しいか」と言う視点でお互いに評価してもらったのです。

その結果、

「相手の詳しい分野については、記憶することを相手に任せる傾向にある。」

ということが分かったのです。

そう、「この分野については相方の方が詳しいな。」と思ったら、「積極的に記憶しない」という選択をするということなのです。

この研究結果からも分かるように、

「グループ学習でも記憶の分担が行われている。」

という可能性があるのです。

ということは、「グループ学習であっても、役割分担を明確にして、目的意識をもつことが大切」と言えますよね。

そして、「自分よりも詳しい人がいる分野」については、自信をもって「他人任せ」にした方が、結果的に効率はあがるのです。

▼まとめ。

本記事では、「自分よりも詳しい人に任せよう!」という内容をまとめました。

もちろん、「全てを他人任せにしてよい!」ということではないですよ。大切なのは、「自分は、どんな分野で活躍するか。」と、活躍場面を見つけ出し、チャレンジすることが大切です!

ぜひとも、前向きに「グループ活動」へ参加しようではありませんか!


こんな「グループ活動」へ参加してみるのはいかがでしょう?👇


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