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【読書】「同期とつきあうな」の真意

 転職を考え、転職サイトに登録し2人のエージェントの方と面談をした。
実際に動き出したものの、「せめて1年頑張ろう」と思い、選考には踏み出さなかった。
 だが、転職活動を辞めたわけではない。次の納得いく就職活動のために、私がやろうと決めたことは、

  • 現職で前向きに働く。現職でのエピソードを蓄える。

  • TOEICのスコアを750点以上にする。(恥ずかしながら、TOEICは誇れるスコアではありません)

 これに加えもう一点が、とにかく本を読む、特に自己啓発系だ。せっかく入社できた会社に不満を抱いているのは、ひとえに自己分析不足のためだ。不満はあるものの、こうなりたい、こうしたいという確固たるWillも不明確なのだ。その為、様々な人の生き方や考えに触れるべきだと考えたのだ。

 そこで1冊目に選んだのが、「入社1年目の教科書」(岩瀬大輔著:ダイヤモンド社出版)著者が主張されていた、「本を速読するな、じっくり読んで学べ」の通り、学びを3つ記す。 

①”メールに重要マークはつけるな”

 ずばり、自分にとって重要なことが相手には重要とは限らないからだ。ハッとさせられた。新人は特に仕事の全体像が見えていないがために、重要であるかの判断は難しいための言葉にもとれるが、「仕事をする上で謙虚さを忘れるな」ということだと捉えた。

②”小さな組織で自分らしさを発揮”

 今の自分が動き出すヒントをもらえたみたいだった。大企業での勤務経験がない著者。自分がどのような規模の組織で、どのような働き方をするのが心地よいのかはよく見極めるべきだと思った。

③”同期とは付き合うな”

 本記事タイトルでも引用させていただいた。この見出しを見て、「仕事に集中できないとか、プライベートと混同しがちになるとかそういったことが言いたいんだろう」と勝手に決めつけてしまった。だが、この「付き合う」は「人付き合い」の意で、給与面やキャリア面でいつも同期と比較してしまい、自分が真に求めるものに満足できなくなるからだと書かれていた。
 何かと人と比較しがちな自分、確固たる軸を作るより先に、「比べない」術を身に着けたい。

人と比べている限り、残念ながら幸せにはなれません。

「入社1年目の教科書」岩瀬大輔著;ダイヤモンド社

新卒に限らず、社会人生活を幸せに生きるヒントを得られた

 引き続き、本書には抗いますが、早く・たくさんの本を・じっくり学ぶことにしたいと思います。

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