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海外移住者の楽しみ✈近隣諸国旅行Vol4

海外移住の楽しみの一つは「近くの国へ気軽に行ける」事です。

日本なら近くの「韓国」が対象となりますが、私が住んでいる「ベトナム」なら

「カンボジア」「ラオス」「タイ」「マレーシア」「シンガポール」「香港」など近隣諸国が豊富にあり2~3時間くらい行けて「まるで日本の国内旅行感覚」で行くことが出来ます。

近隣諸国旅行の「楽しさ」と「賢く行く」方法をVol 1、2、3に続いてお伝えします!

目次

  1. 食べる事は旅の一番の楽しみ!

  2. 【ベスト10】リピート確実レストラン

    1. CLUB A STEAKHOUSE (NEW YORK USA)

    2. PHO CUON31 (HANOI VIETNAM)

    3. 新興食家 (西環 香港)

  3. まとめ

食べる事は旅の一番の楽しみ!

あなたの旅の一番の楽しみは何でしょうか? 私は食いしん坊なので「食べる事」が一番の楽しみです!

その国の名物料理はもちろん、多国籍な料理をいつもと違う雰囲気で頂くのは素晴らしい体験の一つとなります。

私はこれまで8ケ国に住んだ関係で外国での食事が当たり前のようになっていますが、新しい国や久々に訪れる国で食事するのは胸が高鳴ります

美味しいレストランや景色の良いレストランの情報は巷に溢れてますので、今回はこれまで私が経験したなかで、旅費を払ってまで再訪したい「リピート確実」なレストランを個人的見解で恐縮ですが記載させて頂きます。良ければお付き合いください


【ベスト10】リピート確実レストラン

このブログタイトルは「近隣諸国」をテーマにしております(在住中のベトナム周辺)が、ちょっと範囲を広げて(ちょっと?)まず最初は

CLUB A STEAKHOUSE (NEW YORK USA)

アジア地区からいきなり飛んでしまいますが、NYに行くと必ず行きたくなるのはここです!

15年ほど前ニューヨークに在住しており、その当時はまだ物価もそこそこで「ステーキハウス」に通っておりました。

何といっても「ステーキの本場」はアメリカ、その中で一番の都市は「ニューヨーク」

そのニューヨークに数多くの「ステーキの名店」があります。日本にも進出している「ピータールーガー」「ウルフギャング」「ベンジャミンステーキハウス」はNYに本店を構えてます。その他ブルックリンにある「アンバーステーキハウス」(ここもいい!)歴代大統領も訪れる「キーンズ・ステーキハウス」最近ではガイドブックにはないけど知る人ぞ知る「4チャールズプライムリブ」(ここは予約がホント取りにくい)など名店が目白押し!!

上記すべてに通いましたが、その中で今回お伝えする「CLUB A STEAK HOUSE」「ステーキのクオリティー」「サービスの良さ」「店の雰囲気」の3つにおいて★★★★★(5つ星)だと個人的には評価します!

ロケーションは「セントラルパーク」の南東の2番街と3番街の間で地下鉄駅なら「Lexington Av/59st」から歩いて3分ほど。

エントランスがレストランカラーの「レッド」で統一されていい雰囲気です(写真は昨年11月末でクリスマス仕様。 これしか写真がなく同行した妻が映り込んでるのはお許し下さい、、)

ドアマンにドアを開けてもらい、中に入ると「クローク」の方がスマートにコートを預かってくれます。店内は1階と2階に分かれておりエントランスと1階はこんな感じです。

この時は事前予約した時点で1階は満席で2階席への案内となりました。

2階席もほぼ満席(平日でしたが)でしたが、窓際の雰囲気の良い席に案内されました。

どこの席もゆとりがあり、ゆっくり過ごせるテーブルアレンジです。

サービス担当の方から「挨拶」と「おすすめメニュー」の説明を受け、いざ「メニュー選び」 NYのステーキハウスはいろいろな肉の種類がありますが、一番のおすすめは、「ポーターハウス」というT字型骨付き肉です。骨を挟んで「フィレ」と「ストリップ」(サーロイン)の2種類が楽しめます。骨がついたままなのでよりジューシーに焼き上がりステーキ肉として最上級の部位となります!

という事でやはりこれをメインにオーダーし、エントリーとして「フレッシュオイスター」「ロブスタースープ」を。ワインはグラスで「ワシントンのシャルドネ(白)」から始め、ステーキには「カリフォルニアのカベルネ(赤)」をチョイス。どちらのワインも料理によくマッチし至福のひと時となりました。

エントリーと白ワインを楽しんだ頃、お待ちかねの「ポーターハウス」が運ばれて来ました!

このボリュームにまず驚き!!

ソースの代わりに「たっぷりの肉汁につけて食べて」食べます。足りなければ少し「ソルト」を付けるくらいで十分!これで肉のうまみがストレートのに味わえます。

お肉は柔らかく噛むと旨味が増す感じで、思わず笑顔になる美味しさ

フィレ部位サーロイン部位の違いも同時に味わえて「肉」の旨味で口の中が満たされます

焼き加減は「レア」にしたのですが、正解でした。余熱も加わり食べる頃にちょうど良い「ミディアムレア」状態となります。

お肉の後は、お店からのサービスで「3種類のデザートケーキ」が出てきました!! 数日前が妻の誕生日でしたので予約時に伝えておいたら(いい席が欲しかったので)プレートにメッセージも書いてありました!ちょっとした気遣いが嬉しいです!

いやー大満足のひと時!気になるお値段は、チップ込みで380ドル(約5万円)

安くはないのですが、日本で他のNY支店のステーキハウスだとこれの1.5倍くらいするし、日本支店もなくNYでしか味わえない「CLUB A STEAKHOUSE」はおすすめですよ

CLUB A STEAKHOUSE


PHO CUON31 (HANOI VIETNAM)

今度は地元(ハノイ在住の私にとって)の愛すべきレストラン「Pho Cuon31」

なんだベトナムと言えば「フォー」なのでその紹介か、、と思われる方が多いかなと思いますが、ここは「フォーという名のベトナムスープ麺」の店ではありません

フォーは米粉を練って作る料理素材の事で、きしめんのように平たく打ったものは「フォー麺」に使われます。「フォー麺」にもいくつか種類があり、一般的に知られているのはただ「フォー」と呼ばれる「フォースープ麺」です。他にはスープのない「フォーサオ」といった混ぜ麺(暑い時期に人気)もあります。

今回の「Pho Cuon31」は「フォークオン」と呼ばれる「巻きフォー」が有名な店です。店名にあり「31」という数字はここのお店の番地でベトナムのレストランとか店舗はよく番地名を名前に付けます。このエリアはたくさんの「フォークオン」の店がひしめき合っており、同じ店名を付けた店もあります!(ベトナムは人気店の店名をパクるのが多い)

私は本店にしか行ったことがないので他の店に実力は分かりませんが、地元の人も選んでここに行くようで、他の店は観光客の方々が多いような気がします。ここ本店に行かれる際は下記のGooglemapをお確かめ下さい。

この外観の店です!

中に入るとシンプルな座席がひしめき合います。人気店なのでいつも混んでおり大きなテーブルだと「相席」になる事もあります。家族連れとか地元客メインで「英語」はほぼ通じません。しかし、写真付きメニューもあり、店員さんは皆フレンドリーで特に困る事はないです。

注文はメニューの「写真」の中から「指さし」注文で大丈夫です。名物料理は写真が大きくなっているのですぐ分かります。飲みものは「ビール」がここの料理によく合います(ハノイビール)お酒が苦手な方は「コーラ」などのドリンクもありです。

注文すべきメニューですが、まず

「Pho Cuon」日本語発音だと「フォークオン」となります。あまり日本語風ベトナム語は通じませんが、、

これが「フォークオン」です。生春巻きに似てますが、

  • 「生春巻き」はパリパリのライスペーパーで巻き、巻いたばかりはパリパリ気味の食感です。

  • 「フォークオン」は生のフォー生地を使っているのでもちもちとした食感です。

これを「ヌクマム」などを混ぜた少し酸味のある「タレ」に付けて食べます。

もちもちの食感で、あっさりしているので結構いくつも食べれます。

このメニューと同時必ず食べるのが「フォーチエン」という「揚げたフォー」で四角いフォーを油で揚げたのもに「あんかけ野菜」とお肉がトッピングされます。

揚げたフォーは「お餅」のようなもちもちの食感で、熱々で出されこれもいくらでも食べれます! 優しい田舎料理といった感じかな!私はこれが食べたくてここに通っています!ビールが進むメニューですよ!

この他にも「野菜炒め」や「フライドポテト」(なぜか皆これもオーダーしている??)などがありますが、「フォークオン」と「フォーチェン」と「ビール」をマストでオーダーし、気に入ればリピートするのがいいと思います。米粉なので結構腹持ちもいいです!

ここのいいところは、地元のベトナム人の優しさに触れられる機会がある事です。相席時や注文で言葉のしゃべれない日本人が困っていると助けてくれる人がホントに多いです。相席時はお互いビールで乾杯する事もよくあります。ハノイの人は最初とっつきにくいと言われますが「食事」と「ビール」があると皆すぐ仲良くなれます

店内の様子はこんな感じです↓

お会計は「ティンティン」と言えば通じます!

大体二人で「フォークオン」「フォーチェン」「ビール」等を頼んで200,000ベトナムドン(約1,000円)安い!!! ベトナムのローカルの方が通う店は大体これくらいの価格です。

日本にもベトナム人が多く住み「ベトナム料理屋」も増えており、麺の「フォー」や「バインミー」は結構食べれるようになりましたが、この「フォークオン」は恐らく日本では食べれないと思います

是非ハノイにお越しの際は「ローカル」料理もお試ししてみてはいかがでしょうか!

Phở Cuốn 31 – Google マップ


新興食家 (西環 香港)

今回は「朝食」が食べたい時「うわーあそこに行きたいな!」と思い出すレストランです。

私が以前4年ほど在住した「香港」にある小さなレストランで、香港を離れた後も何度も通う「再来店確実」な飲茶レストランです。

新興食家(日本語風広東語では、サンヒンセッガー)は、香港の香港島にあるケネディータウンというエリアにあります。

昔は行きにくい場所でしたが、今はMTR(地下鉄)が通り交通の便が良くなりました。

香港は地価の高騰が激しく「老舗飲食店」もこの2-3年コロナの影響も重なり、相当数閉鎖に追い込まれました。そのような香港ですが、このエリアはやや地価高騰率が低く(それでもすごいUPですが)下町飲食店は健在なお店が多いのです!(嬉しい!!)

ここは「飲茶」のお店ですが香港によくある「高級店」ではなく「下町飲茶」レストランです。

開店時間は朝3時から始まり夕方4時には閉店します。飲茶はもともと早朝から午後に食べるもので、夜の時間帯には食べるのもでないという「伝統的」な風習を守っている「がんこな」お店です。(最近は夜飲茶店も多くありますが)

早朝はまだ空いていますが、それでもお客さんはいます!バスやタクシー運転手の夜勤でシフト終了の時間が早朝にあたるので、常連さんとして来店してる様子。また近くに香港大学があり、学生さんも朝から来ます。よって朝から結構混んでおり、お昼時間は超満員で並びます。しかし回転が速いので10分ほどでどこか「相席」でもなんとか2-3人なら座れる感じ。

店内はあまり大きくなく、30人くらいでいっぱいになる感じです。

テーブルに着くと、店のおばちゃんが「お茶」の種類を聞いてきます。私はいつも「ポーレイ」と広東語で呼ばれる「プアール茶」を注文します。その他「鉄観音」「ジャスミン」などから選べます。

お茶は入ったポットと小さなカップが来たらまず、お茶をかけて洗うのが香港流

周りの人のやり方の見てると覚えます。

そしてお茶を飲んでると、出来上がった「飲茶」をトレーに乗せておばちゃんが店内をメニュー名を大声で連呼しながら回りその中から選びます。よって出来立ての熱々状態で食べれます。

周ってこないメニューが欲しい時は、奥のカウンターに並んだ「蒸籠」の中から自分が欲しいものを取ります。各顧客に一つもらう「伝票」に取ったものをチェック、記入してもらいます。(最後にお会計)

さらにここにもない飲茶が欲しい時はメニューから選び注文します。これは広東語が出来ればスムースですが、メニュー指さしでもなんとかなります!ただ写真はないので、食べたいメニューの漢字体を事前に調べておく必要があります。もしくはネットの口コミ情報の写真の中から欲しいのを選び店員さんに見せます(私はこれが多い)

とにかくここは、外国人向けに英語や丁寧な対応は一切なし。広東語がしゃべれない事など関係なしにしゃべってきます。広東語の強い口調でまくしたてられるようですが、皆基本優しいので大丈夫です。この雰囲気も是非楽しんで下さい!(大阪のおばちゃんの3倍くらい強烈ですが)

メニューの中でまずおすすめなのが、「羅葡餅(大根餅)」(ローバーゴウ)これは旧正月前に食べるメニューですが年中食べれます。私の大好物で「飲茶」の時は必ず注文します!熱々の大根餅を「中華醤油」と「少し辛いラー油」につけて食べます(ラー油はお好みで)大根のほくほくした感触と、香ばしい焼き目が食欲をそそります。(あー想像すると食べたくなる、、)


次におすすめなのは、ここの看板メニューの「炸鮮乳」という(乳の漢字はこれと違いますが)「ミルクの天ぷら」(変な日本語訳ですが、、)

何それ⁉ と思われる方がほとんどかと思いますが、その名の通りのお味です!牛乳をゼラチンとかで固めた状態のを天ぷらのように揚げます。食べるタイミングは人それぞれでデザートのように「最後の方」で食べる方と「食間」に甘いものを挟み、さまざまな味をミックスするのを楽しむ方。これは人それぞれでコース料理の口直しのシャーベットが出てくるのと少し近いかな?さっぱりはしてないけど口の中はいままでの料理の味とは変わり次の料理の準備が出来る感じ。

しかし脇役ではなく、これはしっかり楽しめる一品。特に若い学生さんは皆これを食べていました。このメニューは他の店ではあまり見ません。(あってもここのが一番美味しい!)


次は「蟹焼売」。大振りでジューシーな焼売に蟹の身がトッピングされてます!

ここの特徴は蒸すタイミングが絶妙で、他の店でよくある「蒸しすぎ」や「蒸し不足」はどのメニューでもないです!蒸し担当の方の長年の技術でささえられている事を感じます!

焼売も絶妙な加減に蒸されており、ぷりぷり感が半端ない!結構ボリュームがありますが2個はぺろっと食べれます!


この他定番の「エビ蒸し」「チャーシューまん」「黒糖蒸しパン」「鳥の足の蒸し物」(日本人は苦手な方が多いが)「腸粉」(豚肉ミンチ米粉包み蒸し)「カスタード蒸しパン」(これも絶品)などなど49種類の飲茶が楽しめます!!

メニューが多く、店の雰囲気も最初は戸惑いますが「エイヤー」で飛び込めば全く問題ありません。これが香港スタイルだと記念?にもなります!

お値段は二人で130-140香港ドル(約2,000円)と香港の数ある飲茶の中でも「コスパ最高」です!

是非「香港らしさ」と「ここしか食べない飲茶」を楽しんで下さい!

新興食家 – Google 検索


まとめ

ベスト10の中のまず「3つ」について今回書きました。

食いしん坊の私は書きながら自然と「お腹が空いてくる」状態となり、何か食べながらの執筆となってしまいました。

食事や食べ物の「写真」を見ると、あの時、あの人と、こんな話をしながら、「食べたなぁ」と当時の思い出が脳によみがえります印象に残る食事はいつまでも記憶に残りますね

あなたの旅行時の素敵な「食事」の思い出も是非ご紹介して下さい!

次回「Vol5」にてさらにリピートしたくなる「旅行での食事」をご紹介させて頂きます。良ければご覧ください!


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