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hanpo 2020

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#いきづらさ

退屈だったし、暇でもあった。

ありがちな話で、学校に行っていなかったころ、
僕の周りではよく、「学校に行っていないんだから、
時間あるでしょう」とか、
「日がな一日、ゲームに使っていい御身分ね」
なんて言葉は割とよく声をかけられていた。
今ではどうか知らないが、勘違いしないでほしい、
我々にそんな暇なんて一秒たりともなかったんだ。
その何もしない時間は何もしない時間なんじゃない、
何もできない時間だったし、必死に自分の不安と戦

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暇が怖い。

暇が暇のままならいいのだけども、私の暇は割と早く退屈に変わってしまう。
退屈になると我に返ってしまって、それから逃げたくて、楽しかった時間を思い出すのだけど、夢を見ているみたいなあの時間が眩しくて、その分ひとりぼっちの自分が寂しくて恥ずかしくて、このままじゃ死にたくなってしまうかもしれない、と思う。私は死にたいのに抗えるだろうか。
きっと無理だ。死にたくなる前に、
退屈になる前に、暇を埋めなくちゃ

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すすめない。

すすめない。

自分がどうしても前に進んでいないと思う時がある。
そんな時はいつも
人からの評価と自分の感情に押しつぶされる。
置いていかれる。せかされる。忘れられる。
進みたい。進まなきゃいけない。認められたい。

どんなに周りが進んでよと自分に言っても、どんなに自分が進みたいと思ってもすすめない。
なにもできない。
したくてもできない。

進めなくても、進める時に進んだらいい。そう思えたらいい

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誰かのせいにしたって進み続ける

「進む」という言葉はなんだか、前向きな意味で使われることが多いように感じる。

進路、進学、進化

わたしも、「進む」っていうときにはポジティブなイメージを持っているし、進むときにはいつも良い「結果」のことを考えている。

良い方向に進むこと、思い描いた通りに進むことを良いこととする風潮があるように思う。

たとえば、思い描いた夢があって、その方法を考えていて、
思ったように進まなかったら失敗なの

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普通とか変とか嫌いとか。

自分にとっての普通とか変とかについて考えてみた。

わたしは日常的に
結構変な人とか、変わった人っていう評価を受ける。
掴みどころが無いとか、フワフワしてるとか、ユニークとか、独特とか、見えないもの見てる感じとか、何やってるかわからないとか、常識のある変人とかそんな感じ。
あとは、変態的とか、がっかり器用貧乏とか(これはちょっと違うか。)

あれこれ言われる。
そんな話を年の離れた友人たちとしてい

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