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日本人が海外に行かない理由を考えるVer.2今のその立場から海外に行くこと不可能?

こんにちは。

今回は前に書いた、「海外になぜ行かないか」ということの続きです。

お金の下にいろいろな言い訳があるのではということで前回は言葉について考えました。


前回投稿後にYouTubeで若かりし頃のクリスティアーノロナウドの動画を発見したので紹介しときます。

この当時は二十歳前後でしょうか?

キャプテンギャリーネビルと試合後のインタビューに答えていますが、confidence (信用)の単語がわからず笑っています。

今は普通に英語でインタビューに応じる動画などがありますがこの当時はまだあまり喋れていない様子。

昨年、チャンピオンズリーグ決勝前のインタビューも見つけました。

彼の英語はめちゃくちゃ上手いわけではないと思いますが普通にインタビューに応えています。

イングランドの5年近く住んでいたので話せるのは当然かもしれませんが、ピッチ外でも英語の先生をつけていたというはなしは聞きます。

それにしても当時のロナウドのプレ-は強烈。笑

本題へ。
第2回は大学サッカーやその他日本でサッカーを続けることと海外でサッカーをすること比べ、今日本にいる選手にはどんな方法で海外に行くのがオススメか書いていきます。

最近は高校生からDMで海外と大学どちらがいいかと言った質問も来るようになりました。
そう言った人の助けに少しでもなればいいと思ってます。

※あくまで全て個人的意見でかつ、若干海外ひいきになってしまうところもありますが楽しんでもらえたら嬉しいです。

■内容

【前半】

海外向きな人、日本向きな人

【後半】

①競争力の高すぎる”部活”
②日本の”下部リーグ”から上にいく確率は
③超優秀な”Jリーガー”が海外に行く理由とは

**【まとめ】

**

読者の対象は進路に悩む中高生、大学生、社会人サッカー選手はもちろん、日本の育成、地域リーグ等で選手以外で活動している人も同じように選手に何か海外の情報を与えるヒントになればと思っています。

(Ver.1 見てない人はこちらから↓)

【前半】海外向きな人、日本向きな人

はじめに図でぼくが思う海外に向いている人不向きな人を説明します。
海外と一括りで綴るのは少し雑ですが、日本を出るという選択肢をするという点では同じと考えます。



サッカーの話しをすると、プロやJリーグ、大学の強豪校でやれる自信があるのであればしっかり日本で活躍してから海外に行ったり、国内でプロとして戦うのはすごくいいと思います。
逆に実績のない選手は、大学サッカー部のB,Cチームでやるんだったら海外行った方がいろいろとチャンスは広がる気がするなというのが個人的な意見です。
この話しは【後半】で詳しくみていきます。

海外でサッカーすると行っても、プロ、アマチュア関係なくサッカー以外の生活と言うものがあります。
なのでそこに主体性がないと厳しいと思います。つまり海外に行きたい!という純粋な気持ちが大事だったりします。
人に言われたから!とか、消去法で日本から逃げるように海外に行くのはオススメしません。
今はどこに行っても日本人はいますが、やはりサッカー以外のところでも意欲(語学や国際交流)を見せれないと海外生活自体は非常につまらないものになってしまうでしょう。

サッカーで1千万円稼いでいるのならいいかもしれませんが、そうでないならサッカー以外の面も積極的になれる人のほうが海外向きだと思います。
それは日本でも海外でも関係ないかもしれませんが。

あとは海外生活は基本孤独なのでそこは認識の上で行った方がいいです。
海外生活を派手にSNSで載せている友達を見て羨ましがるかもしれませんが最初はけっこうしんどかったりします。

** ★急がば回れ**
前回記事でも書きましたが海外で爪痕を残すには時間がかかります。それは最近失敗続きの自分を見ていて一番感じます。近道をして目先の成功を狙っていましたが考え方が甘かったなと思います。サッカー選手として平凡であればなおさらでしょう。そう言う意味では若いうちに外に出た方がいいでしょう。時間がありますし失敗してもやり直すこともできます。守るべきものも少ないはず。リスクをとりつつ、しっかり頭を使う。半分自分への言葉ですが、焦らず1つづつ積み重ねていくのが凡人のやるべきことだなあと感じています。

少し話がずれました。【後半】を見てみましょう。

【後半】

後半では海外でやっていた経験から日本サッカーの仕組みや環境にあえて疑問を持つ言い方で書いていきます。
そして、今いるシチュエーションからどうやって海外に行くかも考えてみましょう。

①競争力の高すぎる”部活”

■人数多すぎない?

部活は大所帯のイメージが強いです。(実際に僕の高校も部員100人以上いました。)
部員数は何百人でDチームまであるみたいな。
結果が出せればいいですが、すごく限られているなと思います。
もちろん実力社会なので当たり前ですが、自分が戦う場所を選ぶって大事だと思います。

部活だと競争力が高すぎて能力を持て余している選手も多いのではと思ってしまいます。

海外では1チーム20人前後なのでいろんなチャンスがあったり移籍もできるのでより自分に合ったチームを柔軟に探せるなと思います。

しかし、今の僕のようにチームが決まらないなんて可能性もあります。部活で普通にいれば4年間サッカーができるのはとてもいいと思いますし、大学という肩書きもゲットでき、学歴社会の日本では有利な面も大きいでしょう。

■休学はすごいいい

入学したけどやっぱり海外気になるとなったら、一度長期でも短期でも海外に行ってみるといいと思います。

実際に現地の情報を目で見て、人に聞いて、進路を決めるのはいいですし、
何か違うなと思ったら大学に戻ればいいし、自分の中で挑戦したい!と感じたらまた行ってみればいいと思います。

休学は大卒の肩書きも復学すれば何も支障ないわけですしとても効率的です。
僕の周りにも休学して海外でサッカーをやった!という人も見かけますが、すごいポジティブだったみたいです。

海外といっても広くてアジアオセアニアなんかは比較的(いろいろな面で)行きやすいと思います。
1年間ヨーロッパにサッカー留学なんかもいい経験になるはずです。

★みんな時間ある?
部活は上下関係や部活の拘束時間とか強いですよね。例えば自分は練習をやらないのに先輩の手伝いをしにグランドに来たり、応援をしたり、審判をしたり。言い方あれですが時間の無駄だなあと思うことも。もちろん人との横の繋がりや縦の繋がりものすごく大事なので全てを否定するわけではありません。そういった活動が人間的に多くの成長を与えてくれることも承知です。実際に高校3年間部活動をやってきて学ぶことばかりでした。しかし、それゆえに狭い人間関係や狭い視野になりがちなのではと時々思います。俺らはファミリーだ!とか言っているのを見かけるますが馴れ合いが生んでいる居心地の良さなんじゃないと思うことも。僕がドライすぎるのかもしれませんが、少し時間の使い方を考えてみてください!


②日本の”下部リーグ”から上にいく確率は

■Jリーグに上がっても...

ぼくも何度か社会人チームでお世話になっていましたが、関東の強豪チームでもなかなか大変そうだなというイメージです。

朝7時練習でその後フルで仕事。とか。

お金が出たりプロのチームもあるようですが、日本の”下部リーグ”である社会人リーグ”からJリーガーの可能性はどうなのでしょうか。

さらにJFLやJ3に上がれたけど、アマチュア契約とかサッカーで生活できないとか夢が小さいのも事実だったり。

システム的な問題になりますが、地域リーグや下部リーグのチームの少なさは気になります。

10チームや8チームでのリーグ戦はどうなんでしょうか。スペインだと5部や6部でも18チームでのリーグ戦です。
この言い方はあまり良くないかもしれませんがスペイン2部の最低年俸は1千万だったり、経済的にも夢が大きいのは海外(ヨーロッパやアジア)なのではないかと思います。

■ワーキングホリデーや語学留学で経済的にも独立可

社会人でやる選手はもしかしたら、経済的理由などもあるかもしれません。就職しなきゃ、家族を早くに持ちたい!リスクはあまり取れないなど。
海外に行けないわけがあるかもしれません。
しかし、国によっては仕事をやりながらサッカーができる環境もあります。

具体的にはアイルランドイタリアオーストラリアニュージーランドなどは学生ビザやワーキングホリデーがありアマチュアリーグでもお金が少しでたり、アパートを貸してくれたり経済的に独立するのも難しくないように見えます。

サッカーを手段にいろいろなところに行けたり、世界で貴重な経験ができることを少し頭に入れてもいいと思います。


③超優秀な”Jリーガー”が海外に行く理由とは

正直Jリーガーになれるレベルの選手に僕が言えることは何もないです。笑

日本のJリーグという狭き門をくぐり抜けた選手は本当にすごいです。尊敬します。

少しお金の話するとJ3やJFLだと給料がほとんど出ないところもあるとか

なので日本で月3万でJリーガーやるなら、タイで家と20万くらいもらってやったほうが”お金”にこだわるのならいいのかもしれません。

実際、僕はスウェーデン5部でも5万と家をもらっていたのでお金周り海外の方がいいかもしれません。

最近、Jリーグからも海外に行く選手がめちゃくちゃ増えているのを見ると、これからさらに情報がオープンになり行きやすくなりそうですね。

もし日本で行き詰まったら海外の選択肢も視野に入れてみてください。

まとめ

■立場を言い訳にするのは勿体無いけど

いろいろ書きましたが海外に行くことは正解でもそれが成功に繋がるかもわかりません。海外はリスク高めです。

海外に行ったら英語が話せるようになるかもわからないし、時間ができたら必ずしもポジティブなことばかりが起こるとも言えません。

大学に行ったり。就職したりとそれの方が安定です。(まじでそう思います)

あとは日本はご飯美味しいし、友達もいるし最高です。笑

でも、もし自分の今の立場じゃ海外でサッカーなんてと行っているのであれば少し模索してみてください。

誰かに連絡するでもいいです。(僕にDMくれてもOKです)

世界は広いです。是非それをサッカーを使って体感してください。

次回はサッカーの実力と海外渡航について考えます。

ではまた!ブログもよろしくです!





ヨーロッパでの活動資金にします。あとものすごく喜びます。笑