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2/7 デイドリーミン2

朝起きたら伊豆にいる私たちは、何してるんだろとみんな頭によぎったことだろう。

今日のお話

目が覚めたのは8時過ぎ。9時には出なければいけなかったから、支度を済ませてモーテルを後にした。
とりあえず海。
そんなことは決まってる話だった。
なんだかいい感じのカフェを海沿いの曇った街に見つけた。

まあ。予想とは遠く外れたよくわからないカフェ。
早めにコーヒーを飲み干して海沿いに歩いた。まだ朝だが、あいにくの曇り空になんだか不甲斐ない気持ちだった。

そんな海の端に堂々立つ鳥居があったのは覚えている。

そんな曇り空を後に熱海へお昼ご飯を食べに向かうことになった。晴れたら嬉しいななんて思いながらね。

この海を後にして熱海へ20分程。
着いた熱海はなんだ混み合っている。
平日でも混み合う熱海さすがじゃないか。そんなことを思い車を降りて海鮮料理屋に向かった。
さすが海が近いだけあって、美味しい海鮮に喉一票。
だがお腹いっぱいの海鮮はたくさんのお寿司を食べるのとはなんだか違って少し気分が悪かった。まあ美味しかったんだけどさ。
お店を出て少し街を散策した。

なんだか熱海の街は海沿いの街の古き良き雰囲気だらけ。

こんな干物屋さんは中々東京で出会えないお店だろう。
そんなことを思っていたらあっちゅうまに空は青く染まり始めた。

電線の通り道。立て込んだ看板や建物。東京のこんな場所にも今度行ってみたいな。素敵な街並みを残す熱海に少しの微笑みを残した。

それからこの街を後にして海へ向かった。
その頃にはもう空はすーっと青くなっていた。

砂浜はキラキラと輝いて、海の水は透き通る海色。

冬の海も最幸。それだけじゃない。
晴れた熱海の海には不思議とヒカリのパワーが降っていた。

こんな海でのんびり階段なんかに座りながら喋った。
喋らなくても空気で喋る。そんなカッコいいことだってできちゃいそうな場所熱海。
湘南の海沿いとはちょっと違った廃れた海沿いが人を集めてそうさせてるのかも。
それから車に乗り込んだ私たちはもう家に帰ることを忘れていた。
気づけば箱根に宿をとって箱根の山へ車を走らせていた。
箱根も久しぶりで、賑わっていたが私たちは温泉街では降りずに宿へ直行した。みんなの疲れもあったからね。

宿に着きどっと疲れた身体を温泉で癒した。
この2日間はなんだか大学生で大学生している。
そんな大学生は酒に溺れる日だってある。でもこの2日間はのんびりを弾丸に入れた落ち着いた3人の青年旅と呼ばせてほしいね。
そんな格好つけたものじゃないのかも他の人からしたら。
それでも私たちは存分に旅に力を注いで幸せを感じたこと間違いない。

今日の話は帰りまでがお話になっている。
この日22時に就寝に着いた私たちは9時に起床。
今日はしっかり帰ろう。そう思い東京へ直帰。

朝12時過ぎに到着。
そこで旅行は終了。
帰る時なんてじゃーねとアッサリと。
それが弾丸で思いを乗せた青年旅だったのかも。
ありがとう。楽しかった。

幸せを乗せたSUVに乗った青年団でした。

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