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提出期限を守らない人、守る人の間にある「大きな差」

レポート等の提出のタイミングは、あなたはどれですか?
・一番最初に提出する人
・締切直前に提出する人
・提出日を過ぎて提出する人

普段、レポート等を回収する立場の人はよくご存じかと思いますが、上の3つは見事にタイプに分かれます。

・いつも、一番最初に提出する人
・いつも、締切直前に提出する人
・いつも、提出日を過ぎる人

そして、おもしろいことに、「いつも、一番最初に提出する人」ほど、仕事量が多く、成果もあげているという事実があります。
逆に「いつも、提出日を過ぎる人」は、忙しい忙しいとアピールはしますが、実際、他の人よりも仕事量は少なく、目立った成果もあげていないことがほとんどです。

期限を守らない人は、「自分は仕事量が多く、忙しいから提出期限を守れない」であり、一番に提出できるのは「時間に余裕がある人だ」と言います。

一方、一番に提出する人は「仕事をためると余裕がなくなり、生産性が低下するから、とっとと提出して、重要な仕事のための時間を確保しよう」と考えています。

以上のことから得られる結論は、「仕事ができる人は、提出が早い」です。

行動を変えて、仕事ができる人になる

能力が上がって、仕事ができるようになったら、提出物も早く出せるようになるだろう。と考える人もいるでしょう。

しかし、提出の早さと、仕事ができることとの相関を、こういう風に考えることもできます。

一番に提出する人になれば、仕事ができるようになる

そんなバカな、と思うかもしれません。
たったそれだけで、仕事ができる人になれるなら苦労しない。と。
しかし、これは事実です。

いつも提出期限を過ぎてしまう施設長がいました。
彼のデスクにはいつも書類が山積み。
「忙しい」「時間がない」が口癖です。

そんな彼に一つだけ約束をしてもらいました。
「どんな提出物も最短で提出する」と。
彼の良いところは、素直なところです。
約束通り、彼は提出物の依頼がきたら、最短で作成し提出しました。
変えたのはたったそれだけですが、彼のデスクの書類の山が徐々に減っていったのです。
と同時に「時間がない」という言葉も減っていきました。

変化に一番驚いたのは本人でした。
「今までとやっていることは変わらないのに、いまは余裕があります。頭の中でごちゃごちゃになっていた”やらなければいけないこと”が整理され、時間に追われている感覚がなくなりました」

先延ばしは、わざわざ頭の中にやることをストックしていることに他なりません。頭のメモリーを余計に使うことになります。

「時間がなくて、提出物がいつも期限に間に合わない」という人は、まずは期限にこだわってみてはいかがでしょうか。きっと変化に気づくはずです。


めでたしめでたし

立崎直樹

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