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親が老いていくのを見るのは切ない・・・

自分の親がだんだんと高齢になって老いていく姿を見るのは、悲しいことですね・・・
以前は、頼りにしていた親も高齢になるにつれて、弱々しい姿に・・・。

今回は、現在入院中の父と久々に面会した時に感じたことを書きたいと思います。


入院中は、ADLが低下する、字を書くことすら困難になった父

先日、久々に入院中の父と面会ができました。

コロナが5類感染症へ移行してからも、今入院している病院は、面会ができません。
今回は、「老人ホームの前払い金の振込で必要な委任状を書いてもらわないと困るので!」と無理を言って特別に面会を許可してもらいました。

入院中父とは頻繁に電話をしていましたが、実際に会うのは、1カ月ぶり。
すっかり痩せ細り、気力がなくなった父の姿に衝撃を受けました・・・

病院へ長期間入院するとADLが著しく低下すると言われています。
特に高齢者は入院によって体力や機能が低下して本来の生活レベルまで戻らないことが多いそうです。

私の父は83歳。
入院する前は、一部介助は必要だでしたが、自力でトイレにはいけていました。しかし今はトイレも自力でできず、尿バルーンを入れている状態・・・
そして、もともと歩行困難な父でしたが、頭だけはしっかりしていました。しかし、今の父は、こちらの意思が伝わらない時もあり、委任状を書くのも一苦労。
覚悟はしていましたが、入院生活でこんなにも、変わり果てた姿になってしまうのかと衝撃を受けました・・・。

以前、親が元気なうちにお金関係のことは、整理した方がいいという記事を書きましたが、突然の入院で私の父のようになる場合もあります。
銀行の口座関係の手続きは、委任状がないとできない場合がありますので
ほとんどの銀行(ゆうちゅ銀行以外)は、委任状では、家族の口座の手続きができない場合があるので、とても大変です。
親のお金関係のことは、早めに整理しておくことをおすすめします。

親の老いていく姿を見るのは悲しい・・・

入院する前までは、自分のことは自分でやろうと頑張っていた父。

高齢者住宅に認知症の母と入居してからも2人で近所に買い物に出かけたり、私が子ども達を連れて訪問した時も、元気な姿を見せてくれていました。

今回の入院でをきっかけにやせ細った姿で気力・活力が弱った父の姿を見ると何とも言えない気持ちになります。
人が老いていくのは仕方がないことですが、親の老いていく姿を間近で見ていくのは悲しいことですね・・・

もうすぐ、今入院中の病院を退院して有料老人ホームに入居しますが、環境が変わることで、さらにADLが低下しないか心配です。

今の自分は、子育て中で、高齢者住宅に残された認知症の母の対応などもあり、なかなか気持ちに余裕を持つことができずにいます。

でも、父もいつまで生きていられるか分からない・・・

そう考えると、父と過ごす時間は大切にしないと後悔する・・・

父の意識がはっきりしているうちに子どもたちの成長した姿を見せたり、父自身の楽しみを見つけられるようにサポートしつつ、父と過ごす時間も大切にしたいと思います。



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