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人の言う事ってあんまりアテにならない

人生を振り返ってみると、人から投げかけられた意見って、あんまりアテにならなかった。あくまでそれは意見を投げかけたその人が定義したものだから、他の人に適応されるかは分からない。


「卵が体に良いから食べなよ」というアドバイス。
これは卵アレルギーの人間には逆効果だろう。下手したら死ぬし。
アレルギー以外でもそう。
大谷翔平のアドバイスを聞いて練習しても、大谷翔平と同じようにはなれない。生まれつきの身体能力や体格が違うから。大谷翔平の練習量以前に、食事量の真似で腹を壊す人がいるだろう。僕は胃が弱いから多分壊すし、仮に無理矢理大谷が接種している量を腹にねじ込んでも、吸収しきれないでトイレに全部流れるだろう。
 要は全てのアドバイスが、応用性のないものだと思う。

人が人にアドバイスをするというのは、他人には当てはまらない自分だけのルールを押し付けているということだと思っていいのでは。
だから貴方の生活や性格が、他者のアドバイスを実践しても、自己啓発本を読んでも一向に良くならないのは、自分に当てはまらないことをしているから。アレルギーなのに、アレルギー物質を接種しているのと同じ。発疹を起こしながら「上手くいかない上手くいかない」と嘆いている。
「他者は上手くいってるのだから、自分にもできるはず!」
いやアレルギーだから無理。でも発疹が出ていることに気づいてない人はたくさんいるんだろう。手を変え品を変え、応用性のない成功者の成功哲学アドバイスを熱心に聞いている。アレルギーで考えると、上手くいくわけがないのが分かる。でも実際そういうこと。
「僕は卵を食べて成果を出した」
「なら卵食べよう!……うう具合悪い」

大事なこと

他者は言うなれば完成されたレールなので、自分だけのレールを作ることが大事。
他者のレールを辿ろうとしても、それは他者自身の能力でしか開拓できないルートなので、どれだけ頑張っても再現できない。
自分だけの成功哲学を試してみよう。

卵を食べて体調が良くなるどころか悪くなるなら、周りの人間が食卵を推奨していても、自分は肉を食べるようにするとかね。
合わないと思った時点でやめる勇気が大事

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