実は有能ほど生きづらい
有能だろうが天才だろうが上の立場だろうが社会の上位層だろうが富豪だろうが権力者だろうが、結局歯車のひとつというちっぽけな存在であることに変わりはないわけで…。
評価されたり出世したとしても、それは《自分の力で出世した》のではなく《システムの恩恵を受けた》《選ばれた》というだけ。
どれだけ有能でも、いち個人に世界は変えられない。
悩みの種は無能や劣った者と変わらない。
時代や風潮という大河のような大きい流れに流されているのは共通してる。
実は得ている人間の方が人生は苦しい
僕もnoteをやっていて思う。
得るのが苦しい。
僕のアカウントは、いつの間にかフォロワーが100人を超えた。
でも変動する。
ちょこちょこ減ることもある。
別に好き勝手フォロー外すのは個人の自由だし、なんなら俺も外すし。
だけど、眼の前の数字は減ってるのも確か。
気持ちのいいものじゃないよね。
最初から0人の方が一喜一憂しなくて済むからマシ。
よく、NARUTOで例える。
ナルトは最初から独りぼっちだったけど、サスケは親を殺されてる。
初めから無いのと、一度得てから失うのとでは、状態が同じでもダメージが違う。
対策
借り物という認識
成績もルックスも能力もそう。人気だってそう。
僕らはそれを自分のものだと勘違いしがちだ。
でもよくよく考えたらコントロールできない。
老化も止められないし、ルックスも生まれつきだから選んだわけじゃない。
メイクや整形で変えられるという意見もあるだろう。しかしそれは外部依存。借り物。
紙幣だってよくよく見たら日本銀行券って書いてるし。
結局資本主義というゲーム内通貨でしかない。
なんなら万物は地球からの借り物だしね。自分の体含む。
有能な人間はそれを認めたがらない。
今までの功績が、自分のものじゃないと言われているようだから。誰だって否定されるのは嫌だろう。
だから保身に走る。失うのが怖いから。
そういう意味では有能な人間の方が生きづらいと思う。
借り物は仮モノ
ゲームの世界は電子情報の塊。リセットすればすべて消える。
でもそれって現実世界も同じ。
死んだら終わり。データ削除。
生きる意味も他者が勝手に定義してるだけで、薄々意味なんてないことは悟ってる。
有能も無能も、所詮仮モノさ。
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