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よそはよそうちはうち

マックスバリュでは、腰曲がりのパートおばちゃんが辛そうに仕事をしている。
ウクライナや中東、ミャンマーでは紛争が起きていて、不幸な人間がたくさんいる。
石川県では地震が起きて被災者が沢山出ている。

─────自分だけが幸せになって良いのだろうか

他者と自分の境界線は分けられない。僕もそういう人だ。
現代人は僕に限らずそういう人は多いだろう。
残業している人がいると、自分も頑張らないとダメだと思う、など。

そういう時こそ月並みだが《よそはよそうちはうち》思考が大事だろう。《課題の分離》だ。

他人が残業をしていようが、貧困で喘いでいようが、戦争で家がなくなっていようが、自分には関係ない。逆に汚い手を使っていたり、なんなら僕を散々いびり散らかして踏み台にして成功しても、よそはよそなので恨んではいけない。そして自分が怠惰でも失敗しても、他者になにか言われる筋合いは無い。
お互い《他人のことは関係ない》のだ。
逆に僕がマックスバリュで辛い仕事をしていても、戦場で死んでも、被災しても、貧困になっても他者には関係ない。他者は他者である限り、不幸であろうが幸せであろうが自分には関係ない。自分の幸せも不幸も、他者には関係ない。
なので自分が幸せになることを躊躇う必要はないし、不幸だからといって他者に八つ当たりしてはいけない。

この考えを持てれば、他者に対してイライラも嫉妬もしないし、自分の成功に後ろめたさも持たない。八つ当たり感情も無い。


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