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クラス別戦争映画鑑賞会

昨日のぐだぐだの記事に沢山のスキ♡をありがとうございます。

自分で読み返して恥ずかしくなりましたが、
スキを沢山いただいて、コメントもいただいたので、消さずに残してみようかと思います。
とても恥ずかしいのですが。


愛と平和が大事!
ということで、今日はガラリと話をかえて戦争の話です。
というのも、もうそろそろ授業が戦争の話に突入します。



太平洋戦争の終結から約80年。
私はぎりぎり祖母から戦争の話を毎日のように聞きながら育ちました(記録しておけば良かったです)。


修学旅行では、広島や沖縄で語り部の方から直接お話が聞けました。もうほとんど生の声を聞けなくなった今、子どもたちが戦争についてできるだけリアルに近い形で知り、考える機会って大切だと思うんです。


生徒の中には意識が高くて、アンネの日記を少し読んでみました、とか戦争の映像を見てみましたとか言ってくれる人もいて嬉しく思いました。

今の時代、一人一台端末でいつでも当時の映像を見ることはできますが、
いつでも見られるからこそ、2時間程度の同じ作品を見て、いろいろ考えを巡らせ、同世代で語り合う機会って、大人になってかはもないのではないかと思い、思いつきました。


クラス別映画鑑賞会を行います!


クラス毎に映画を選んで鑑賞し、その作品を見ていない他クラスの生徒に、感想やオススメのメッセージを書くという取り組みです。
良いものは廊下に掲示して読みあえたらと思います。

映画は120分程度あるので、45分、45分、30分と3回分の授業を使いますが、その分どこかで短縮すればいいかと思っております。


別にテスト前後は忙しいから、映画を流しておけば、授業作りを3回スキップできて良い!という理由だけではありません。

やはり中学校や高校で見た映像って記憶の片隅に残っていると思うんです。
私は中学校でみたプロジェクトX、バック・トゥ・ザ・フューチャー、ET、日本史のアニメなど、周りに誰が座っていて、どんな状況だったか覚えているものもあります。
授業中の記憶なんかほとんどないのに、当時は大型テレビで気軽に映像を見ることもなかったからこそ、見た映画やビデオは記憶に残っています。



社会科の私でも戦争関連の映画は1人で見るのは苦手なので、そんな機会があっても良いかと考えました。
3年間の社会の授業で1本だけ映画を見せられるとしたら、やはりこのタイミングだと同じ教科の先生が言ってくれました。


よし、授業は早めに進めて映画を見よう!と思いました。


見る映画をクラスごとに変えるのも思いつきです。私が同じ映画を何度も見たくないからでは決してありません。
英語の先生が、今月の英語の歌をクラスごとに選んでもらっていたのを見て思いつきました。


友達同士で、そっちでみた映画どうだった?って自然な会話から学び合えますし、会話しなくても、メッセージカードを掲示し、読み合えば、この映画を見てみようかなという気になるかもしれません。クラスを超えた、しかも授業時間外の主体的な学び合いになり、面白そうです。


いろんな先生方に聞いて、良さそうな映画のリストです。


1 日本の一番長い日

昭和天皇や鈴木貫太郎内閣の閣僚たちが御前会議において日本の降伏を決定した1945年(昭和20年)8月14日の正午から宮城事件、そして国民に対してラジオ(日本放送協会)の玉音放送を通じてポツダム宣言受諾を知らせる8月15日正午までの24時間を描いている。

大本命です。私個人としてはこれを観たいです。全クラスこれを見せたくもなってきました。教科書で2行ぐらいで書いてあるポツダム宣言受諾から玉音放送まで。普通に面白そうです。

2 この世界の片隅に

戦争のアニメでは人気が高いです。
確かに当時の生活の様子を知るには一番かもしれません。

1944年(昭和19年)2月、18歳のすずは広島から軍港のある呉の北條家に嫁ぐ。戦時下、物資が徐々に不足する不自由さの中、すずは持ち前の性格で明るく日常を乗り切っていたが、翌年の空襲によって大切なものを失う。広島への原子爆弾投下、終戦。それでもすずは自分の居場所を呉と決め、生きていく。

3 風立ちぬ

ジブリの名作ですね。
飛行機を作る側からの視点です。
一度見ましたがなぜかあまりに記憶に残っておらず。

大正から昭和にかけての日本。幼い頃から空に憧れを抱いていた青年・二郎は、航空機の設計士となる。やがて関東大震災が起きて人々が混乱する中、彼は菜穂子と出会い、のちに結婚する。二郎は病弱な妻を支えながら、飛行機づくりに没頭する。

4 ラーゲリより愛を込めて

第二次世界大戦終結後の話です。捕虜の話は当然教科書には詳しく載っていません。
戦争は、終結して終わりでないことに気づけそうです。

第2次世界大戦終結後。シベリアにある強制収容所で過酷な生活を強いられる日本人捕虜たちは、絶望の毎日を送っていた。そのうちの1人である山本幡男は、いつか帰国できると信じて周囲の人々を支えていく。



他にも永遠の0、硫黄島からの手紙は王道で人気がありますが、戦争感が強いイメージがあり、戦いシーンが苦手な生徒は大丈夫かなと思ってしまいます。

全然関係ありませんが、戦争映画の松坂桃李と二宮和也率が高いのが気になりました。

...いずれにしても全部自分が見た上で授業で見せたいのですが、時間がなく、実現できないかもしれません。いつ観よう...。


他にも第二次世界大戦や太平洋戦争を学ぶ映画として良い作品があったら教えていただきたいです!

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