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沢の水 凍って静か カケス啼く

七十二候の【水沢腹堅】に入ります。
「さわみずこおりつめる」と読みます。一年を72に分ける七十二候の71番目です。二十四節気「大寒」の次候になります。
「水沢(すいたく)」は水のある沢のことです。「腹」という字は、
厚いという意味があります。

沢は湿地で浅く水がたまり、葦(あし)などの草がはえています。その水が凍り、厚い氷におおわれるころです。1月29日まで。

水沢腹堅 Sawamizu kōri tsumeru
“Ice thickens on streams. ”
〔thicken;厚くなる stream;小川、流れ〕 January 25-29


冬木立 空も写すや 氷面鏡(ひもかがみ)
氷とけゆく 春まだ遠し

厚い氷にはまわりの風景が映ります。それを氷面鏡といいます。どんなに厚く張った氷も、暖かくなればとけるもの。その春が待ち遠しいですね。

あなたが幸せでありますように 
琵琶湖のほとりの草庵にて
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