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七十二候の【水沢腹堅】に入ります。

「さわみずこおりつめる」と読みます。沢の水が凍り、厚い氷におおわれるころ。「水沢(すいたく)」は水のある沢のこと。沢とは浅く水がたまり葦(あし)などの草がはえている湿地です。「腹」という字は、厚いという意味をもっています。

一年を72に分ける七十二候の71番目です。二十四節気「大寒」の次候になります。1月19日まで。

沢凍り
影かすめるや
冬の蝶

Sawamizu kouri tsumeru 水沢腹堅 Ice thickens on streams.
〔thicken;厚くする stream;流れ〕 January 25-29

朝に撮った庭での写真です。

雨戸繰り
 信楽狸
  雪まみれ
徳利しかと
 手に持ちてゐる

30年以上ここにいて、私をながめています。なんだか同志のよう。

琵琶湖のほとりの草庵にて
時を生きる旅人
#エッセー #物語 #二十四節気 #大雪 #七十二候 #水沢腹堅 #信楽狸
#俳句 #短歌 #地球暦 #ローカル七十二候マラソン

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