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霜柱ざくざく踏んで朝礼の

小学校の朝礼のときのこと。霜柱の立つ校庭に整列した記憶がよみがえってきました。いまから70年ほど前です。あのころは寒かったな。
    
七十二候【地始凍(ちはじめてこおる)】に入ります。

地面が固く凍てつくころです。土がほんとうに凍るのは、まだ少し先ですが。地が凍ったように見える霜は、そろそろ降りはじめます。

一年を72に分ける七十二候の56番目です。二十四節気「立冬」の次候になります。11月16日まで。

地始凍 Chi hajimete kōru
“Land starts to freeze.” November 12-16

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写真は7世紀初頭に築造された、蘇我馬子(そがのうまこ)の墓と推定される
石舞台古墳です。

明日香村
石舞台の前に立ち
古人(いにしえびと)のこころ訪ねる

愉快な仲間といく「天空ツアー」の目的地は和歌山の天然温泉「ゆの里」と高野山でした。滋賀から出発して、途中で明日香に寄りました。日本ののどかな原風景のなかに、むきだしの石室が。わたしの生きた20倍ほどの年月を、ひたすら寒さ暑さに耐えてきました。そして、これからも。

琵琶湖のほとりの草庵にて
時を生きる旅人 
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