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ゴーヤー(5月8日)の日

5月8日といえば、沖縄ではその語呂から「ゴーヤーの日」。
夏の野菜の代表格でゴーヤーがスーパーにこんもりどっさりと並ぶと夏が始まったな〜という実感が増すものです。そのゴーヤー&ゴーヤー料理について綴ってまいります。

ゴーヤー(にがうり)

こどもの頃に苦手だった食べ物の代表格でもある「ゴーヤー」。あのイボイボのカタチや色味、何よりも苦さが半端なく、食卓にあがると「えーっ!!!ゴーヤーなの?」と嫌な顔をしていたことを思い出します。なにせ、我が子達が同様のリアクションですから:笑

とはいえ、最近はそれこそ品種改良され、種類も増えて味もマイルドになってきていて、苦さがウリの「にがうり」として、ゴーヤーらしくないなあと思ったりすることもしばし。たま〜に昔ながらの苦いものにあたると「これがゴーヤーよね」なんて思います。同時に、このゴーヤーの苦さが美味しく感じられた時に「大人になったなあ」なんて実感したものです。

ゴーヤーは、ビタミンCやカリウム、カルシウムも豊富で栄養満点で、夏バテ予防にも最適な食材。またツル科の植物なので、軒先に植えて日除けのカーテンとして涼をとるにも風情があっていいですよね。

ゴーヤーのオススメ料理

ゴーヤーを作る親戚やご近所の方からもおすそ分けが届くので、これから先しばらくの期間は、ゴーヤー料理が頻繁に食卓に並びます。炒めものや、揚げものが沖縄料理では多いですが、さっと生を和えたりサラダにしたり、またはすっきりゴーヤージュースにして美味しく食べられます。

ゴーヤーチャンプル

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ゴーヤー料理といえば定番は「ゴーヤーチャンプル」。
シンプルなのは、島豆腐、豚肉またはスパム(ポークランチョンミート)などとさっと炒めて、卵でさくっと閉じます。家庭によって、もやしや人参、玉ねぎなどが入っていますね。


ゴーヤーの天ぷら

もともと揚げ物料理が多いのも沖縄料理の特徴の1つです。やはり亜熱帯の気候なので食べ物が傷みやすく、生よりは一度加熱するという食文化ですね。
油で揚げることで苦味も和らぎますし、薄くスライスして素揚げにしてゴーヤーチップスにすると酒のつまみにもなりますよ。ビールと良く合います。


ゴーヤーのシャキシャキサラダ

ゴーヤーは、生でサラダにして食べるのもオススメです。包丁で切るよりもスライサーを使って薄めにし冷水に浸すとシャキシャキ感が増して歯ごたえが楽しめます。オススメは、玉ねぎのスライスも同様に加えて、ツナ缶などと合えると苦味も少なく、量もけっこういけますよ。


ゴーヤーのピクルス

ちょっと多めに手に入った時、少しカタチがいびつなものもまとめて、保存食として付け合せの一品にもなるのがゴーヤーのピクルス。さっぱりと甘酢に唐辛子などを一緒に漬け込むとアクセントがきいて美味しいですよ。


改めて、酒の肴レシピしか出てこないな〜と:笑。
これからが夏本番。ゴーヤーも日本全国で手に入りやすい食材になっていますよね。今年の夏をのりきるためにもぜひお試しあれ。







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