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子どもが言うことを聞かないのは○○○○の低下

多かれ少なかれ、
何処のご家庭でも頭が痛いのが、

親がいろいろ言っても

いうことを聞かない。

なぜ、言うことを聞かないのか?

自尊感情の低下なんです。

自尊感情とは自己肯定力とほぼ同じです

子どもが言うことを聞かない子どもが

自尊感情の維持には、
「自分が必要とされている」という
感覚が必要不可欠です。

大人でいえば、

「些細な事を気にしすぎる」
「パートナーとの喧嘩が絶えない」
「すぐに人と比べて落ち込む」
「やる気が出ない」
「ゆううつ感に悩んでいる」など、

人々が抱える悩みのほとんどは
自尊感情の低下が原因といわれています。

ただ、子どもでも同じですよね。

特にやる気がないなんて、
ほんと何を言っても、

糠に釘

馬の耳に念仏

豆腐にかすがい

自尊感情の3つの事から成り立っています。

「自己有用感」

これは、自分がどれだけ
他者や社会に役に立っているかを
感じることです。

大人でいえば、

自分以外の人ではできない
仕事を任されている

能力を認められると
自尊感情も高まります

子どもだと、単純に、
何かができたら、
褒められるということです。

お母さんの料理の手伝いをする。

ぎこちなくても、
手伝ってくれてありがとうと言えば、

役に立っているということはわかります。

逆に、切り方がヘタねなんて言ったら、
役に立っていないと思い、
自己有用感は損失してしまいます。

このような幼児期の些細なことが、
人生を左右してしまいます。


余談ですが、

宝くじの高額当選者や
カジノで大金を手に入れた人の中には、

うつ病にかかる人が
少なくないという調査結果があります。

大金を手にして仕事をやめたりすれば、
自分がどれだけ社会から
必要とされていたかが
なくなってくるからだといわれています。

当たったことのない私には、
ちょっとピンときませんが🤣

うつ病になってもいいから、
当たりたいですよね🤣

「自己調整感」

自らの望み通りにやりたい、
自分らしくありたいと思う
本能のことです。

都会の有名一流企業で
必死に働く人よりも、

企業に在職していた時から、
自分の趣味の方を優先する人の方が、

高い自尊感情をもっている
ケースはいくらでもあります。

子どもでいえば、

やりたいことをのびのびと
やらせてもらう環境。

何かやる都度に、
親がむ口をはさんで、
やりたいことを阻止されると、
自己調整感が育ちません。

この中の、
蒼井そらさんの見た親子はヤバイですよね。


こちらも読んでいただけると嬉しいです。


「自己安全感」

持続的に安心感を得られることです。

虐待やPTSDなどの
トラウマを抱えた人、

愛情に飢えている人など

普段から不安を感じやすい状態です。

自らを何の価値もない
人間だと感じたり、

自分をコントロールできなかったり、

不安を感じて心が健全ではない人は、

自分を愛することが難しくなるのです。

自分を愛せない人は、
人もうまく愛せません。

当然のことながら

親に自己安全感がないと、

子どもに愛情が伝わりません。


自尊感情とは、

自己有用感

自己調整感

自己安全感

それぞれの相乗効果で、
自尊感情は育ちます。

子どもが、
これらの能力を身に着けるためには、

子どもだけではできません。

ましてや、
保育園や幼稚園でもできません。

親がまずは、自尊感情を身に着け、
子どもに対して愛情を与えれば、

自尊感情は自然と育ちます。

逆に、親が自尊感情を理解し、
実行する努力をしなければ、

子どもは絶対に自尊感情が低下します。


「些細な事を気にしすぎる」
「パートナーとの喧嘩が絶えない」
「すぐに人と比べて落ち込む」
「やる気が出ない」
「ゆううつ感に悩んでいる」など、

親がこんな態度を示せば、
子どもはこれが正しいと学習するのです。

親の背を見て子は育つ


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