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開成中学校・高等学校の校長の話が深い

東大合格者数で開成高校は41年間全国トップという、
言わずと知れた名門校です。
ただ、勉強勉強の学校ではないようですね。
運動会、文化祭から修学旅行など
学校行事は基本的に生徒たちが自主的に、
自由に運営しているそうです。
こういうところはさすがだなぁと思いますよね。

多様性

しかし、校長曰く、
どうしても似た家庭環境の出身で、
同じような大学に進んでいく。
多様性が少ないという側面があるそうです。

なので、
海外大学進学や海外留学をすることにより、
多様性を学ぶことを勧めているようです。

家事

そして、家庭でぜひやらせてほしいことが
「家事」だといわれています。
家事は大人として必須のスキルとまで言われています。

大人のスキルとしての家事全般は、
一朝一夕で身に付くものではありません。
小学生のうちから、
どんどんお手伝いをさせてほしいと思います。
料理や掃除は、
科学実験やプログラミング的思考を育む大事な体験です。
結果を見通しながらプロセスを考え、
次の手順のために優先すべきことは何かを
常に思考する必要がありますからね。

いろいろな体験を

とにかく、小学生時代にはいろいろな体験を
してほしいとまで言われています。

受験勉強だけしてきた子は、
のびのびと飛躍できない子も多いようで、
「勉強はできるけど、ほかには何もない」という子は、
仲間づくりにも苦労するそうです。

興味関心を最優先

親は、たとえ受験期であっても
「今は勉強優先」ではなく、
興味関心を最優先させて上げてくださいといわれています。

本当の意味での名門校の校長は違いますね。
勉強だけではダメだということです。

色々なことに興味をもって、
好奇心をもって、自分なりの考えを持つ人間に
なってほしいといわれています。

しかし、このように、
興味や好奇心を持つ子どもにいきなりなれるわけではなく、
やはり、幼児期の過ごし方によって変わってくるものです。


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