猫の国 3 七戸健太郎 2019年8月24日 21:58 ある夜のこと、その日は仕事が長引きいつもより帰りが遅かった。駅へと向かう道は人気がなくもの寂しい。道の脇に猫がいる。近寄ると、猫はスルスルと歩き出し、前方の車の下に潜り込んだ。覗きこむ。猫はいない。「車の下には猫の国の入り口があるんだよ。」声がして振り返ると、そこには別の猫がいた。 #140字小説 #超短編小説 #創作小説 #掌編小説 #猫 ダウンロード copy #猫 #掌編小説 #超短編小説 #140字小説 #創作小説 3 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート