見出し画像

ある朝のことです。私が身支度を整えて仕事に向かおうと家を出ると、一匹の牛が私のことをじっと見ていました。近所ではあまり見かけない牛ですが、ふっくらと丸く、可愛らしい牛でした。見ているととても穏やかな気持ちになります。気がつくと、あたりは暗くなっていました。牛はもういませんでした。

#140字小説 #掌編小説 #超短編小説 #創作小説

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?