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落ち込まないで、案外うまくいくから

 『赤毛のアン』を読み終え、マシュウの死を悼むため、夜の朗読を少しお休みした。次は何を読むかいろいろ迷ったが、娘と話し合い、結局、続く『アンの青春』を読むことに。
 今までずっと娘が寝る前に本を読んできたが、この本から初めてやっていることがある。それは、本の扉に娘に一言書き、読み始めた日付を(読み終えたらその日付も)入れること。そして、いい言葉だなと思ったところに線を引くこと。どうして今までやらなかったのだろう(付箋を入れるぐらいはしていたが)。こうしておけば、娘が大人になった後、もう一度この本を読めば、アンの言葉を通して、親父からのメッセージを受け取ることができる。
 アンの青春、朗読10日目、アンの言葉より抜粋、まとめた。
 「何か嬉しいことを楽しみに当てにしていれば、多かれ少なかれがっかりすることになる。何事も思うようにはならないものだ。でも、そのことにも良い面がある。悪いことも必ず期待どおりに起こるわけではない。ほとんどたいてい、予想外に良いふうにいく」
 (父より)悪いことが起こっても、大丈夫。拗ねたり、ふてくされたりしなければ、案外うまくいくから、落ち込まないで。

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