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気がつけば、ポルトガル。

デンマークのフォルケホイスコーレにいた頃、友人たちと旅の話をしていると、数人のデンマーク人が「ポルトガルが好き」と口を揃えた。
パーマカルチャーの先生クリスも、ポルトガルでプロジェクトをしていたと言う。

デンマーク人を惹きつけるポルトガル。そこには何があるんだろう?
何だかよくわからないけど、自分の中の直感センサーがビビビと鳴った。
太陽がなかなか顔を出さず、暗くて寒い北欧の冬真っ只中だったからか、太陽の予感がするだけで、ワクワクした。

日本を発つとき、半年後にポルトガルにいる自分は想像していなかった。
これだから、気ままな旅は面白い。

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ポルトガルに着いた次の日の朝、さんさんと太陽が降り注ぐこのオレンジの木を見たとき、

「あぁ、もう好きだな、ポルトガル」と思った。

田舎の街には、大体どの家の庭先にもオレンジの木があって、たわわに実っている。太陽の恵みをひしひしと感じて嬉しくなる。
(北欧の日照不足でビタミンDが足りてなかったのか、いつもより感傷的。)

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ひつじ達もうめ~うめ~と、夢中でむしゃむしゃほおばる。
私たち人間も、しぼりたてのオレンジジュースを毎日飲む。体中に染み渡るような、そんな美味しさだった。

もう一つ、ポルトガルに来て感じた太陽の力。
それは、なんでもない日に見た、夕日だった。

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たまたまポルトの街中でディナーをすることになって、立ち寄った海辺。
何色と言ったらいいんだろう。
どこを見ても、美しくて、言葉がでなかった。
太陽の力は本当に偉大だ。

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ほとんど下調べもせず、なんとなくやってきたポルトガル。
この太陽の国に暮らすのは、のどかで素朴な人々。
そしてオープンすぎないけれど、とっても温かいポルトガルの人々の雰囲気が、何とも心地よい。

1か月だけの予定が、気が付けばもうすぐ3ヵ月。
幸か不幸か、コロナさんの影響でしばらく北欧へは戻れず、この先しばらくはポルトガルで暮らすことに。
のんびりホストファミリー宅待機をしながら、久しぶりに日々の暮らしの様子を綴ってみよう、と思っています。

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