どうも！マルホイこと、はら匠です。

以前、マルチに引っ掛かったはら匠は、本を購入しました。

↓過去の記事はこちら。「そういえば最近知り合った人からこの本、おすすめされたわ」と思う方はこちらの記事からどうぞ

金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラントー経済的自由があなたのものになるー

せっかくなので、今回はこちらの読書感想文を書こうと思います。

「なんか普通にどんな本なのか知りたい」という方もぜひ。

■結論

「あのしょうもない飲み会を開催していた人たち、ちゃんとこれ読んでるの？」
※しょうもない飲み会、根に持ちすぎ

この世にロバートキヨサキの本しかない世界線にいる人たちが激押ししておられましたけど、読んでないでしょう。
購入しただけで、読んだつもりになってそうだね。
もしくは都合いい部分だけピックアップされている気がしました。

■「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」概要

1巻目の「金持ち父さん貧乏父さん」は、「ラットレースから抜けて、不労所得を手に入れましょう」という話。

今回ご紹介する2巻目の「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」は簡単に言うと
「いかに従業員や個人事業主といった『対価＝自分の労働時間』の働き方から、ビジネスオーナーや投資家のように、不労所得を得たり、自分が働かなくてもいい感じにしましょうね」

って話です。

■この本を使うことであの人たちがしたいこと

はら匠は「キャッシュフロークワドラントを読むと人生の方向性が決まる」と言われて紹介された本でした。

そもそも、この本は「いかにビジネスオーナーになったらよいか」を説いている本で、なんにも考えずに読むと、
「私もビジネスオーナーになりたい！」「ビジネスオーナーよさそうだな～」と感じると思います。

そして「ビジネスオーナーになるためにはどうしたらいいんだろう？」とビジネスオーナー欲が高まってきたところで、

「実際にビジネスオーナーやっている人がいるんだけど会わない？」
とここぞとばかりのセリフを放ち、末端メンバーから月１５万円を吸い上げているモンスターを紹介させるのです。

■本を読んでの違和感

末端メンバーから進められてはら匠が読んだ違和感をご紹介。

①ビジネスオーナーや投資家になることにこだわりすぎじゃない？

そもそも今時、従業員でもあり、個人事業主でもあり、ビジネスオーナーでもある人もいるくない？

ロバートキヨサキ目線でいうと、きっと本を出版するにあたって、ターゲットやコンセプトも決めなきゃいけないので、「全部やればいいじゃ～ん」というよりも「ビジネスオーナー目指しましょう！」という方がいいかもしれないけど。。。

あと出版する時代もね。最近の本ではないし。

②そもそもこの本の著者はアメリカ（正確にはハワイ）に住んでいる。つまり税法が日本と違う点がある。

まぁこれくらいは正直別にいいんですよ。ロバートキヨサキさんも書籍の中で「この本読んでいる人で、アメリカに住んでいない人たちもいるけど、基本のお金に対する考え方は一緒よ」と言ってるし。
でも、わりと税法が違うって大事じゃない～？
日本、今、びっくりするくらい税金納めているよ！ぎゃん！

③ネットワークビジネスを肯定している文章があるけれども・・・

「ロバートキヨサキ」という名前で検索すると、「この人自身がマルチ商法推してる」という記事も出てきたりします。そりゃ、本書の中でも述べられてて確かにそうなんだけど。。。

そもそも「ネットワークビジネス」の前提が違うんですよ。

逆にアメリカのネットワークビジネス、やってみたくなったよ。
この本の中では

つまり、個人的なフランチャイズ（フランチャイズは何百万とかするよね）を月200ドル（30,000円程度）で購入できるようなもんらしいです。
※そもそもこの本は、「ビジネスオーナーになりましょうね」っていう話

私が今回引っ掛かったマルチの集まりって30,000円どころじゃすまないからね？
月15万円上納しなきゃいけないところなんですわ。
ロバートキヨサキさんを見習ってほしいね。頼むよ。

■感想

334ページあるこの本を早く読め読めと急かせて、自分らの都合に良いところだけ切り取って洗脳するんやろうなと感じました。
ロバートキヨサキも悲しむよ。まさか月15万円も払わせるために使われていると思っていないと思うよ。

ただ、個人的には、今回はマルチから紹介された本ということで、本自体を疑いの目をもって読めてよかった。
（いつもが素直に読みすぎ）

■役に立ったところもあったよ。せっかくなんで紹介

①「自分自身が負債か、資産なのか」厳しいこと言うね。

まぁこれは、「同じ金を負債にするもの、資産にするのも、最終的には運用者である、あなたにかかってますよ」ということです。

そりゃそうだわな。
ちなみにはら匠は、この本をメルカリで750円で購入して、680円で売っちゃったから「負債」と言えますね。涙

でも即売れたからいいの。やった＾＾

②やせるために大事なのはダイエットそのものではなく、ダイエットを継続するためには「どんな自分でならなければいけないか」それが問題なのです。

ほほー、「どんな自分で在りたいか」。これはどこでもなにをするにも大事ですね。
それがわかると同時に「今の自分はどうなのか？」もわかりますね。

なんかの言葉にありますよね。

そりゃ今までだらしない生活を送ってた人は、それが「快」だったわけだもんね。腹筋なんてやってられないよね。
対人関係だったら、相手に期待したり相手を変えようとするんじゃなくて、自分が変わるしかないよね。

お金の勉強もいいし、ネットワークビジネスで頑張るのも個人の自由だけど、今一度「なぜ自分がどれくらいのお金を手にしたいのか、手にしてどうなりたいのか」と立ち止まって考えるといいですね。

■最後に

まぁ今回は購入しちゃったから読んでみたけど、やはりまとめ動画やWikipediaだけ読むのと受け取る内容が違いました。
それらは誰かがその人なりに読んで考えてまとめてるんだからね。
このnoteもそうだよ。

あとは、普通に役立つとまではいかなくても「ああ、そうなんやな～」と思うところもありました。

あんまりお金について話せなかったけど良いかしら。
お金の本はこの本以外にもたくさんあるし、自分に合うものを読んだらいいと思いました単純に。

これではら匠のマルホイ話は終わりです。
みなさんも気を付けてくださいね。すぐについていっちゃだめだよ。
人を紹介したがる人には注意。めちゃめちゃ誘ってくる人（それも参加費かかるイベントばかり）も注意。

以上、はら匠でした＾＾

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