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コミュニティに想いを寄せる旅を終えて(Social Mirai Design事務局の振り返り)

 7〜9月の連続講座、Social Mirai Designが最終回を迎え、事務局ボランティアとしての役割が終わって少し経ちました。働きながら&子育てしながら、駆け抜けた!という丸半年間を振り返ってみたいと思います。

▶︎Social Mirai Designってどんな場?

 私が去年受けたのは2期で、ソーシャルデザインを学ぶ連続講座でした。2期メンバーを中心に、「コミュニティ」をテーマの連続講座として展開したのが今回の3期です。

 いずれも、講師のレクチャー、ワークショップ、参加者同士の交流等を通じてインプット&アウトプットができる場でした。

▶︎事務局をやろうと思った理由

 3期で事務局として関わったのは、元々2期を受けている時に、「折角ならもっとこういうことしたらいいのに」と思うことがあり、それなら事務局として関わっちゃおう!という経緯でした。

 また、ここ数年オンライン上のコミュニティ運営に携わることが増えてきてる中、ちょうどテーマも「コミュニティ」に決まり、コミュニティについて学びながらコミュニティをつくる場づくりという、ダブルの意味合いで関心が高かったからです。

▶︎事務局をやってみて良かったこと・気づいたこと

✔︎心地よい進め方がここでも通用した
 プロボノをはじめ会社外のメンバーでチームを組んでプロジェクトに取り組むことが増えてきて、心地よい進め方が自分の中で少しずつ確立されてきました。
・拾えるボールはなるべく拾っておく
・その分、無理な時は遠慮せず頼る(運営期間中2回も子どもが入院…)
・小さなことでも情報共有
・ミーティングはなるべく自分が無理ない時間で、他メンバーの大丈夫なところで調整(上の子が一緒にミーティング出ることも多々)
などなど。
 「いつでも背中を預けられる!」という安心感&それぞれへのリスペクトがありました。

✔︎話してより良いものになる感
 日頃ワークショップを企画する時は、自分一人で完結しちゃうか、後輩に教えるかばかりにすっかりなってしまってました。
 そんな中、今回事務局メンバーは、日頃ワークショップや講座を作る&教えるメンバーが多かったため、自分が出した案が他の人との話し合いでブラッシュアップされてくあの楽しさ!を久々に堪能しました。
 やっぱり、一人で考えるよりも、みんなでアイデア出し合う方が、より良いものになってくなあ〜と改めてな気づきでした。

✔︎つなげたい欲高い割に、アクションできず…
 受講者として受けていた2期の時は、もっと興味関心や仕事などが近い人同士がうまくつながれたらなあ〜と思ってました。
 なので、事務局としてやるからには、つなぎ役をもっとやるぞ〜!と意気込んでいたわりに、自分自身が忙し過ぎて全然できなかったのが心残りでした。
 一方、他のメンバーの活動を見て、つなげ方の参考になることもたくさんありました。

▶︎コミュニティはナマ物。デザインできない。

 今回はコミュニティについて学びながら、3期のコミュニティを醸成していく2重構造となっていました。
 個人的な思いとしては、(そうしたい人は)もっとお互いを知って新たな関係が生まれたり、何か活動につながったりしたらいいなあ〜と思っていたものの、やっぱりこちらの思い通りにコミュニティを“つくる”ことや”デザイン”することはできないんだ!というのが実感としてありました。

 というのも、2期の寺井元一氏の回で、「コミュニティをデザインすることはできない!あくまでアソシエーションデザインであり、周りをひたすら整えることしかできない」という言葉や、今回3期の中島明氏の回でコミュニティは生態系のようなものという言葉があったので、それを体感した感じでした。

 感覚としては、「これをこう準備しておけば、こうなる!」ということはなく、「こういう方向になったらいいなあ〜ということを、様子をみながらやってみることでもしかしたらそっちの方向に行く時もある」くらいの感じ。

 そんな中でもオンライン講座を通じてのコミュニティづくりのポイント?と思ったことをいくつか挙げておきます。
✔︎講座本編後の放課後タイムで雑談できる
✔︎本編以外の交流機会をつくる
✔︎働きかけるのは個人個人に
✔︎とはいえ事務局が動きすぎると「お客様」になってしまうカモ
✔︎講座終了後の「プロジェクト」的なものがあるとグッと距離が縮まる

 以上、終了直後の10月に途中まで書いていたものを、今更ながら完成させてアップしようと思います😅
 現在はSMD4期が始動中とか。また4期情報が出たらこちらでもシェアしたいと思います。

📖去年2期の受講記録

▶︎ソーシャルデザインを考える・行動する 第1回
▶︎「デザイン」の力を知る 第2回 山崎亮氏
▶︎楽しく続けることで地域経済を回す 第3回 矢口真紀氏
▶︎ワークショップの非日常性でポテンシャルを引き出す 第4回 安斎勇樹氏
▶︎アソシエーションデザインでひたすら周りを整えるまちづくり 第5回 寺井元一氏
▶︎答えのない問いに向き合う 第6回 中間ワークショップ
▶︎ほしい未来は自分たちでつくっていく 第7回 小野裕之氏
▶︎進化思考で創造性を発揮する 第8回 太刀川英輔氏
▶︎危機感と勇気がみんなの思考をドライブさせてくれる 第9回 新山直広氏
▶︎持続性ある"稼ぐ地域"にする 第10回 木下斉氏
▶︎多様な意見を聞いて考えが深まる 第11回最終ワークショップ
▶︎多様な未来を感じる Social Mirai Design 最終プレゼン

📖今年3期の記録

第2回 やわらかなコミュニティ になっていくのか?
第3回 コミュニティでハテナソン
第4回 動きながら変えていく コミュニティ × ティール組織
第5回 身近な地域で健康と安心を実現する「コミュニティナース」
第6回 こだわりのものづくりで、ファンが自然と集まるコミュニティへ

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