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お気に入りの服を着て出かけたら、自分が勝手に自分を大切に扱ってた

「自分を大切にする」って頭ではすごく納得していても、体感まで腑に落ちる瞬間ってなかなか訪れない。それが今回はじめて少しだけ腑に落ちた気がして、帰りの電車で密かに喜んだ。

昨日、お気に入りのコートを久しぶりに着てみた。

いつもは、動きやすさ重視で同じコートばかり着ている(…実はただ選ぶのがめんどいだけ)
毎日お気に入りの洋服で100パーセント生ききりたい!という欲望もないわけではないけれど、わたしの生活にはやっぱりどこか抜け感が必要で、この生活も結構気に入っている。

あ、話が逸れそう。

兎にも角にもコートを着ていざ外へ。

あ、すそが汚れそう、しゃがみ方、しゃがみ方気をつけよう

あ、傘たたむのも気をつけなきゃ(ちょっとおしとやかに)

コートに合わせてブーツにしたから歩き方いつもと違う
(スニーカーより歩きにくいからよけい歩き方を意識する)

(時間軸戻って外出する前)

今日はお気に入りのコートだから、いつもより髪をきちっとしよう

あ、この鞄今日のコーデに合わない(けどこれはしょうがない)←え


周りがどうこうっていうより、
自分で自分を大切にする意識が自然と上がっていることに帰りの電車で気づく。

例えば、一つ自分を邪険に扱ったら、だんだんほかの部分まで邪険に扱うようになってくる。

それは別に洋服に限ったことじゃなくて、
一つ自分に悪口を言ったら、だからもう別になんでもいいもん、どうでもいいもんに繋がってくる。(わたしは)

でも今回はその逆だった。

一つ自分に「好き」を渡したら、それに見合うようになりたい、振る舞いたいと心が躍った。

あ、なるほど。と思った。

少しだけ、自分を大事にするということを体感できたような

そんな日だった。







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