【試し読み公開】日々闘い続けてお疲れの心に効く！『戦闘力上がりすぎてひとりで頑張っているあなたへ 1日5分、スキマ時間にととのう本』
突然ですが『武闘派女子』というワードをご存じですか？
知らない、聞いたことない、わからない、という方は、
ぜひこちら▼をチェックしてみてください。
あれ、これ、わたしのことかも……？
と思い当たったら、あなたも武闘派女子の一員かもしれません。
自立的でシゴデキで戦闘力は高め。
けれど自分のこととなると、犠牲的で不器用で心は傷だらけ。
それなのに「わたしがやらなきゃ誰がやる！」とボロボロになってまでたちあがろうとしてしまう……。
そんな女性たち、意外とたくさんいるんです。
本書は武闘派女子の名付け親（？）であり、著書累計31万部の人気カウンセラー、根本裕幸さんによる、根本流心理学の総まとめ本です。
日々忙しく闘い続けてきたけれど、最近なんだかお疲れ気味。
そんな武闘派女子たちのために、心理学をベースにした、1日5分で読める心の法則や言葉をちりばめました。
最初からじっくり読んでも、その日の気分でランダムに開いてみても、きっとそこには、今のあなたに必要なヒントがきっとあるはず！
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はじめに
カウンセリングやセミナーでお会いする方に、どことなく共通した雰囲気がある、と気づいたのはカウンセラーになって10年目ぐらいの頃だったように思います。「自立的で、情に厚く、曲がったことが嫌いで頑張り屋。見た目はとても女性的だけど、中身は男っぽい」一言で表すとそんな女性たちでした。
恋愛や夫婦の問題、仕事やこれからの生き方についてのお話を伺ううちに、どこからともなく「武闘派女子」という言葉が浮かびました。ブログなどでその言葉を使ってみると、読者の方々から「それは私のための言葉です！」という声がたくさん届き、以後、メールのコメントにも「生粋の武闘派女子です」などという言葉が躍るようになりました。
字面から察する部分もあるかと思いますが、その特徴を50個書き出してみました。もし、10個でも当てはまるものがあれば「どうやらわたしは武闘派女子らしい」と思っていただき、気合を入れて本文を読み進めてください。
情に厚く、涙もろい
誰かのためについ頑張ってしまう。
理性的に振る舞えるが、じつは感情の波は激しく、自分の感情によく振り回される。
自分は頑固で融通が利かないと思っている。
相手の心の動きをキャッチするのが得意である。
直感や感性は鋭いほうだと思う。
頭の回転が速く、つい先読みして動いてしまう。
あれこれ気がつく、気が利くので先回りして面倒を見てしまう。
自分は損な性格だと思うこともあるが、案外気に入ってもいる。
姉さん、とか、男らしい、とか言われることがある。
「見た目は女らしいけど中身はおっさんだね」と言われるが、いやではない。
オシャレなバーやレストランもときめくけれど、大衆酒場も捨てがたい。
しっかり者と言われることが多い一方で、じつは天然なところがある。
たいていの問題は自分ひとりで解決してきた。
友達や仲間に恵まれていると思う。
自分は運がいいと思っている。
ふつうの女子とはちょっと違うかな？ と思っている。
曲がったことは許せないし、嘘は嫌いである。
人にはあまり見せないが本当は弱い部分もあって、ひとりで泣いた夜もたくさんある。
ファッション、メイク、アクセなどは手を抜かない。
人と一緒なのはいやで、個性的なものを好む傾向にある。
センスは悪くないと思う。
コミュ力が高い、と周りの人には思われている。
困った人、傷ついた人、影のある人を見ると放っておけない。
自分よりも強い男の出現を待ち望んでいるが、そんな男はいないことも知っている。
好きになると何でもしてあげたくなるが、心のすべては渡さない。
「君は強いから僕がいなくても生きていける」と恋人に言われたことがある。
尊敬できる男が好きだが、すぐに男の尊敬できない面を見つけてしまう。
高圧的な男を見ると「どう見返してやろうか」と手ぐすねを引いてしまう。
男が思う「かわいい女子」にはなかなかなれないと思う。
仕事はできるほうだけど、趣味や自分の時間も大事だと思っている。
頼まれると断れないので、ついついハードワークをしてしまう。
「ここでわたしが倒れたら全員討ち死にじゃ！」と決死の覚悟で仕事に挑んだ経験がある。
部下を守るために上司と戦ったことも一度や二度ではない。
後輩女子にはよくモテる。目上の女子からは頼りにされるか嫉妬の対象となる。
恥ずかしがりやなので好きな人の前に出ると何も言えなくなる。
「ほんとうは人見知りなの」と言うと、ドン引きされる。
人に頼ったほうがいいとわかっているけれど、やっぱり苦手だ。
仕事は問題ないのになんで恋愛、結婚は……という悩みを持っている。
結局自分は男なんていなくても大丈夫じゃないか？ と真剣に悩み始めている。
疲れることも多いが、やっぱり人が好きである。
基本、一匹狼でつるむのは苦手だが、気の合った仲間のことは一生大切にする。
子ども時代からけっこう親を背負って生きてきた。
人からはよく相談を持ち込まれる。
個性を大事にした生き方がしたい。
好きなことには貪欲に取り組んでいく。
海外など見知らぬ世界に旅することが好き。
ワクワクすること、楽しいことが好きで、それがなかったら生きていけない。
自由に生きたいと思う。それを邪魔する奴はとことんやっつける。
いろいろあるけどこの人生を楽しんでいる。
さて、そんな武闘派女子のみなさまはとても魅力的な女性であり、さまざまな才能を持っています。しかし、幼少期からあらゆる問題と立ち向かううちにその能力を隠してしまったり、使い方を誤ったりして、自分らしい生き方ができなくなってしまっているのかもしれません。それはまるで誰かの人生を歩んでいるような、誰かのために自分を押し殺し続けているような、右利きなのに左利きで生きるような人生になってしまっていることも。
そんな武闘派女子のみなさまは毎日多忙で、充実した日々を送っていると思いますが、その一方で、自分の面倒をみる時間をあまり取れていないのでは？ と感じています。そこで、一日５分だけでも自分を見つめ直す時間を作ることで、日々をより豊かに、楽しく過ごせるのでは、と考えたのが本書です。
はじめから通して読んでもいいですが、パッと開いたページに「今日の自分に必要なヒントがある！」と思って、常に側においてご活用いただけましたら幸いです。
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続きは本書でお楽しみください。
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