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アダルトチルドレン わたしの生きづらさのすべての原因だった

アダルトチルドレン(以下AC)をご存知ですか。
Wikipediaには下記のようにあります。

親や社会による虐待や家族の不仲、感情抑圧などの見られる機能不全家族で育ち、生きづらさを抱えた人。

Wikipedia

ACの人の特徴には下記のようなものがあります。

過度な自己責任
自己否定
難しい人間関係
依存性
感情のコントロールの困難

わたしはこれら全てが当てはまります。

虐待らしい虐待こそなかったものの、大変抑圧された環境で育ってきました。

家が貧乏だから。
わたしがお姉ちゃんだから。
わたしがやるべきだから。
やらなければ怒られるから。

こんなことを常に考えて今まで生きてきたなとふと思います。

わたしは父子家庭で、妹が一人います。
妹は母親がいないとダメな子だったので、母親がいなくなってからわたしが母親代わりのように面倒を見ていました。

父は、親から愛情を受けず育った人でした。
酷い虐待や人格否定が日常茶飯事だったようで、わたしにとっては加害者ですが、父もある意味では被害者です。
だから、愛情を知らないのだと思います。

わたしがされたことといえば例えば、
風邪を引いたら「自己管理がなっていない」と怒られる。
前に何か優しくしてくれたことを、何か怒っているときになったら恩着せがましく「こうしてやっただろうが」と言ってくる。
何かできなかった時、そんなこともできないのかと言われる。

他にも無数にあったと思いますが、幼少期から当たり前のことだったのですぐに思い出せません。

でも、体調が悪い時に親が心配してくれなかったら他に心配してくれる人はいないし、優しくしてもらったことを全て恩着せがましく言われるようなら、優しさなんていらないし優しくされることが悪いことだと無意識に思うようになります。

愛すること、要するに何かしてあげることに見返りを求めているような節があるのです。

父は感情のコントロールがあまり上手くないと思います。
だから、怒っているときに関係ない昔のことも持ち出してきて一方的に責め立てられるようなことがよくあります。
昔は暴力もよくありました。

だから、わたしはとにかく父に怒られることが恐ろしくてたまりません。
小さい頃から顔色を伺うことが癖になっています。
自室にいても未だに落ち着けないときがあります。
だから同じ家で暮らすことが負担になります。

他にも色々ありましたが、正直もうわかりません。
そういったことが重なって、わたしはACになったと思います。


今一番辛いことは、自分は無価値であるという気持ちが強いことです。

自分は存在してはいけないと思っているし、幸せになってはいけないと思い込んでいます。
普通はそんなことは思わないはずです。
逆に同じように考えている人が多かったら生きづらさになっていないはずです。

生きていても意味がないとすごく思うし、どんなことも生きる理由にはできません。

そんなわたしは、自分の価値を仕事に見出しました。
仕事だけして、休みの日は何もしない。一人暮らしのときはそんな生活をしていて幸せでした。

でもある時、すごく大変な時期がおさまってふと「仕事して何が残るんだろう」と思い、その時に鬱の症状が出始めました。

ずっと仕事のことだけ考えればよかったので、正気に戻った時に自分が何なのかを考えてしまい、結局自分はなんで生きているんだろうと思うと、答えが分からず何も手につかなくなっていきました。

そもそも生きている理由なんて答えがなくて当然だと思います。
でもわたしはそれが嫌なのです。

自分がACなのは最近になってきちんと自覚したのですが、知れば知るほど、こんな考え方になっていれば病気になるのは当然だと思うようになりました。
なるべくしてなったのだという感じです。

これから自助グループに通い、少しでも良くなればと思っています。
自助グループについては、また後日記事にします。

読んでいただきありがとうございました。

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