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いたわりと自助努力の間

みなさんこんにちは。
ExWのトラです。お元気でしょうか?暑い暑い日々ですね涙

さて、、、
今回ご紹介したいこの記事。


2023年8月21日_朝日新聞_「自分にむけて『ご自愛ください』より

御自愛ください、ということば、みなさんは使われますか?
この記事、なんかとっても最近の状況を表しているような気がして…
はい。
とても興味深いな、とおもいまして今回ご紹介しました。
前回、りょーさんがこんな記載をしてくれていましたよね。


「人は誰もが9つの基本的ニーズを持って生きている」という考えを提示しました。
それは「生存」、「保護」、「愛情」、「理解」、「参加」、「怠惰」、「創造」、「アイデンティティ」、「自由」と訳されています。」



自分を愛して、大事に、は「生存や保護、愛情、理解、怠惰、自由、アイデンティティ」、、、とかなり色々な要素をふくむのかな?なんて感じました。

、、、、、経済的な不安やステイホームを強いられた状況…余裕がない雰囲気、SNSにあげれば叩きの嵐、環境が大きく変わる不安や焦燥感、孤独感の増大、貧困、教育虐待、ネグレクト、家出少女少年の激増、すきまにある支援の薄さ、教育格差、各国連携のぐらつき、環境問題からくる他国からの攻撃、、、、、、

記事には
「誰も助けてくれないので、自分で頑張って生き延びなければならなくなっている…」(臨床現場にいらっしゃる藤野先生のコメント)
とありました。

…自分で自分を大事にする、自愛、を他者へだけむけるのではなく(手紙の文末等に相手をいたわる言葉としてつかわれることが基本)、自己犠牲のみの人生だけではなく、、、という状況でしょうか。

御自愛、は多分に含むからでしょうかね。
今「ご自愛ごはん」とか「ご自愛方法」などがSNSにかなりあるらしいのですが、もしかしたら、このニーズ・・・が集約されているのかしら?なんて感じたのです。
このニーズをきちんと満たしてあげること、は実は快適にいきていくために大事で、自分で自分を大事にすること、の大切さが多分に含まれたことばなのかもしれないと・・・


ただ、
後半の記事が私はとっても印象的でして…

「入院したときに胃潰瘍の患者と同室になった。見舞いに来る人達から『気を強く持たないと!』」と一日に何度も言われ…身体が弱っているから心も弱っているのに。心を強くしたら身体が治るのか?それは無理ですよね」

「いちばんうまくできるのは、倒れたままでいること(カフカの文学)」

「立ち直れないままでどう生きていくか、むしろ大事なのはそっち」

「絶望名人カフカの人生論」の著者頭木弘樹さんのコメント

むりやり、ポジティブにもっていかないといけない、ってわけじゃないのが人生のとある局面だったりしますよね…
もちろんニーズはみたしたい、、、
そして
そのニーズをうまいこと、自分に負荷をかけすぎることなく、自然体でできたり、ちょっとした工夫で満たせたらそれはそれで素敵なことなのですが…

大きな病気
不慮の事故
想定外の出来事
繰り返し生じる不幸な事象
もとの元気な身体へもどれないことへのもどかしさ
大切な人を亡くした…

こういったことがあったとき、、、、

気持ちを自分でコントロールして、御自愛もーどを高めるのって、
少し困難を伴うと思うのです。

昨年、今年と、私、、、実は少し困難な事象にちょいと
であっていますが、、、(-_-;)

無理をしない、しすぎない、
してもできる範囲でする、
自分で全部なんとかしないで、こまったときは頼る…
こころがおちているときはとにかく走ってあるいて
好きな運動だけをする…
これが自分にとっての「自愛」なのかな、と😊


あらためて後半の記事の重さ、大切さに改めてきづかされた、
それをこのExWでお話をしたかったんですね。

教育現場にいくと、、、、
「自分でなんとかして愛することを強いられる」ことが時々あります。
がんばろう!自分を大事に!自分をいつも大好きでいよう!みたいなね…

でもこれ、強制されることじゃない。
教育の中で、そんなにそんなにそんなに
大声でいわないで~って感じで^^;


今日はちょっと
この興味深い記事を紹介したくて記載しました。

「自分で全部なんとかする、っていう意味で自愛をとらえる」のではなく、
「時に頼ってね」
も含めて…がいいのかな、って(#^^#)

頼るのも 自愛、にふくめてほしいなーって^^


御一読ありがとうございます_(._.)_😊

トラ






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