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デンマークの旅人 ~新橋/焼き鶏屋でのひととき

フィンランドで出会ったNのご厚意で、彼女が瀬戸内海を旅行中に知り合ったという、デンマーク出身の女の子と食事できることに。
(ありがとう~♡)

彼女の名前はA。
デンマーク人のお父さん、日本人のお母さんをもつ、28歳の女の子。人懐っこそうな笑顔がとても可愛らしい。
瀬戸内海の他にも、京都・広島・静岡・鎌倉、、とまわっているそうで(鎌倉行ったときは、ちょうど台風の影響でずっと雨だっとみたい。。)、ちなみに私たちとご飯した翌日は新宿のYAYOI KUSAMA MUSEUM 草間彌生美術館に行くんだって!

彼女はデンマークでWEB・SNSマーケティング系のお仕事をしているそうで、私と業界が近い。だけど、会社は新しいところだからか、ペット同伴で出社もOKなのだとか!!

「ペットは会社でどうしているの?」と尋ねたところ、デスクで仕事をしているときは、そばにいるし、みんなで会議室に集まってミーティングをするときは、会議室にもペットを連れて行くんだとか。みんなおとなしくしてるよ~とのこと。(ちなみにデンマークでもこの風習は珍しいみたい)

彼女は実家ではコリー(名前はラッシーというみたい!名犬ラッシー?!)を飼っているけれど、一人暮らしの今はペットはいないみたいで、
「オフィスに誰かペットを連れてきてくれると、その場がHappyになる」
そう話してくれた。
ペットという家族がそばにいるのって、いいよねぇ。
小さな子どもを連れて、オフィスに行く人もいるのだろうか?ちょっと気になってきた。

ちなみに、朝ごはんはオフィスの社食でのビュッフェなんだとか!うわ~潜入したい笑  社食がない私は、Lunchboxやで~~~ (手持ちのお弁当箱を見せる笑)

デンマークと日本の空気・水の違いなども話してくれた。
デンマークは乾燥しがちで、水も硬水のためか石鹸を付けて手を洗ってもスルッと落ちるけれど、日本はそうではない。
だけど、日本だと湿気があるから肌が乾燥しなくてGood!とのこと。
化粧でがんばってるんだよ~と話すAだけど、彼女の肌はとてもきれい!そばかすもあるって言っているけど、そんなの全然わかんないし、というかAは可愛いし全く問題ないでしょ~~

日本のメイク用品にも興味津々のようで、気になっているものグッズを色々見せてくれた。
日本のドラックストアでよく見かける、「ルルルン」のフェイスマスク。あれ、気持ち良いんだよね~!
ベルばら風の絵柄が目を惹く、めちゃめちゃ目が大きく見える(笑)マスカラ。あと、スキンケア系の「肌ラボ」とか。
私も海外行くとスーパーがとても面白いものの宝庫に見えるのだけど、日本のドラッグストアもきっと楽しいよね。
あ、あとスーパーのお菓子売り場にある食玩とかも笑
お菓子で思い出したけれど、彼女は抹茶が好きらしく、Kitkatの抹茶味、無印の「宇治抹茶チョコがけいちご」 も見せてくれた笑

そんな話から、「東京で買える、みんなにばらまけるお土産は何が良い?」と尋ねる彼女に、印鑑(Seal)の話をしたら、これはどんな時に使うの?とハテナ状態だったけれど、(デンマークでは、書類関係はみんな電子化。印鑑使ってるのは、日本くらいだもんね~。)婚姻届とか日本は書類になんでも押すんだよ~と話したら「Oh〜!」と言ってくれた♡

だけど、1人で注文しに行くのはハードル高いよね...と言う話に。日本語が不慣れな方でも、自分の名前の印鑑をもっと気軽に買えるように出来たらいいなぁ。駅備え付けのスタンプみたいに、来日の記念に土地名×自分の名前の印鑑とか作ったら面白いのでは?なんて思ったり。
たぶん、こういうのってターゲット(になり得る人)に聞いて、どんなグッズがあったら欲しいか、ニーズを探るのが一番だよね。

仕事の話もちょろっとしたけれど、
ある雑誌で知った言葉、「Jante Law」(ヤンテ・ロー/ヤンテの掟)のことを聞きそびれちゃったなぁ、と後から思った。

デンマーク生まれの作家、アクセル・サンデモーセの小説に由来するいうこの掟。「自分を特別だと思ってはいけない、個人よりも集団を優先しなければいけない価値観」を指す。
日本式で言えば、「出る杭は打たれる」と紹介されていたのだけれど、果たしてデンマークのこの掟は日本と同義なの?本当にデンマークの人に、この掟が根付いているの?
今度ちょっと聞いてみよう。私の中での疑問と宿題。

ちなみに新橋の大衆焼き鶏屋(要は、居酒屋)に行ったのですが、
食事をする場所でこんなに騒がしい&店員さんを呼ぶのに手を挙げて声をかけることが、とても珍しく見えるそうな。
(デンマークでは(他の国でもそうなのかな?)食事の場でこんなに騒がしいのは、ちょっと行儀悪いイメージみたい)
「日本人は何でおとなしいのに、ここではみんな大声なの?」
「それは...IZAKAYAだからだよ!!」
「Oh!笑」

海外のBarやレストランとも違う、日本的の大衆文化・焼き鶏屋って、他の国からすると面白いものに映るんだろうなぁ。そう実感した時間でした。


そうそう、
Aが写真を撮る時、あるものを使って撮ったのだけど、それがとても懐かしくて。
『写ルンです』どーん!

小学校は基本、これで写真撮ってたよなぁ〜
店員さんにこれ使って3人での写真を撮ってもらったのだけど、店員のおじさんも「うわっ!懐かし!!」って言ってた笑
若い子たち中心に、『写ルンです』再ブーム(彼女たちにとってはむしろ"新しい"のかもしれない)きてるもんね。
たしかにトイカメラみたいな可愛さあるもん笑
Aもお気に入りのようでした笑


たくさんおしゃべりした帰り道。
NとAのツーショットを撮ったのだけど、めちゃめちゃふたりとも可愛いんだぁ、これが。
写真が上手いNも、色々と撮ってくれてすごく嬉しい。

素敵な笑顔は国境を超えます。まじで。
ふたりとも、どうもありがとう!
Tak skal du have!


おまけ)
北欧をテーマにした、大好きな雑誌たち。読み物としても勿論興味が溢れて楽しいのだけど、眺めているだけでも楽しくなっちゃう。

#日記 #エッセイ #コラム #北欧 #デンマーク #仕事 #生活 #文化


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