見出し画像

昭和じゃない

世代について

世代について、考えてみました。

年齢が全てではないし、若ければ何でもいいってことではないです。それに、近頃、何かというと、

「昭和じゃないんだから」

「その考えって昭和ですね」

などと、なんでも自分の気に入らないことは、「昭和」と言っておけば説明不要でOKになりそうな風潮を感じていて、あまりいい気はしていません。(こんなこと言ってる時点で、古いのかもですが...)

しかも、10代の子とかが言っているケースより、そこそこの中高年の方々が、

「昭和じゃないんだから」

と、冗談なのか自虐なのか、よくわからない感じで口にされているのを聞いて、何だかちょっと……あまりいい気がしません。こんな風に思っているのは、私だけかな?

嫌なことや、変えていきたいことには、自分とは異なる価値観を持っている人にも伝わるよう、根拠の明示、説明、といったことを丁寧にする必要があると思っています。

そんな面倒なことやってられなくて、「昭和」の一言で片づけるのって、何だか思考停止しているように感じてしまいます。

若者に対し、「若い奴には、わからない」などと言いたくは無いし、
年長者に対し、「年寄りの言うことは古い」とも言いたくありません。

年齢や世代で話を終わらせるのは、わかりやすくて簡単です。

けれども、若者を蔑んで、楽しいことなんて無いし、年長者を馬鹿にして、スッキリするような人にはなりたくない。

何かを解決したり、課題を共有する際、世代で片づけてしまうのでなく、事柄そのもの、問題そのものと向き合えるようでありたいと思います。

あれ、話が逸れてしまったかな?

実は、「昭和」を使うこの言い方への、いい気がしない感じ、ずーと感じていて、前にも note に書いたことがあります。まあ、流行り言葉なんだろうから、しばらく我慢して通り過ぎるのを待つしかないかなぁ。

若さには、無条件の魅力があると思っています。

見ていて、楽しいし、清々しい。

中高年の方々のご経験や振る舞いにも、たくさんの味わい深さがあるはず。

そう。どの世代にも魅力はあるし、誇りや、楽しさ、譲れないもの……などがある。

だからこそ、「昭和」という言葉ひとつで、短絡的に物事を括ってしまって、自分たちの魅力を毀損しないでほしいと思うのです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。kindleで昭和50〜60年頃のプロ野球のことなどを書いたりしていますので、ぜひ、お読みいただきたい。令和5年は、A.R.E を楽しみにしています!


最後までお読みいただきありがとうございました。自分の文章を読んでくださる方がいる。ソレってとっても嬉しいことです。みなさんの文章も、読んで、楽しませていただきます!「スキ」「フォロー」「サポート」「シェア」すべて大歓迎です!