のんびり、ゆっくり春が来る


平成が終わるまであと5日。
平成最後の春は、生まれ故郷である東北の地で迎えることになりそうだ。東北の春を感じるなんて何年ぶりだろうなぁ。


関東に住み始めてから、随分経つ。
3月の終わりには桜が咲き始め、今年も綺麗な桜を見た。
今年は関東だけでなく、京都の桜も見たし、これからは東北の桜も。


東北の春は、遅い。
ようやく雪解けが終わり、地面が見えてきても木々や葉っぱはまだ色づくことはない。

雪国に暮らす人間としては、雪が溶けて、地面が見えているだけですでに春の訪れを感じるのだけど、でも、それを知らない人が今の様子を見たら物足りなさやさみしさを感じるんじゃないかな。こんなことを言っているわたしも、久しぶりの春に少し物足りなさを感じていた。春は色鮮やかなもの。だけど、ここの春はのんびりで、ゆっくりやって来る。

もうすっかり忘れていたけど、春といえばこれ。道端にめちゃ生えているやつ。
ばっけ……というのはこちらの呼び方で、ふきのとうといえば伝わるかな?
周りにはつくしがあったり、タンポポが咲いていたり。
関東の春は桜がメインのような気がするけど、こっちはそれ以外のことで春を感じることが多いのかもしれないなぁ。


色的には、まだ春にはちょっと遠いけど確かに春は来ているらしい。


桜も満開にはちょっと遠いけど、それでも毎日見ていると少しずつピンクに染まっているのがわかる。

今はただただ流れる時間に身を任せてるって感じがする。
のんびり、ゆっくり流れる時間。


昨日はきつね2匹も見たよ笑


明日は母校まで足を伸ばしてみようかな。
小さい頃は見えなかったことも、今なら見えることもあるよね。

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