見出し画像

私の芝生も青く見えるらしい


よく“隣の芝生は青い”という。

あの人のあんなところがうらやましい
そんなことができるなんてすごい


それに比べて自分は……


何をしていても人のものはよく見える。それをエネルギーや糧にしてしまえばいいのだか、自分にはなんにもないようなそんな気持ちにさせることさえ、ある。正直へこむことも。


そんなときに久しく会ってなかった友だちに出会って、

「はるちゃんのその思い切りの良さ。うらやましいなぁ」

「はるちゃんってフットワーク軽いよね」

「いつもすごいなぁと思ってみてるよ」

と…ここぞとばかりに褒めてもらったことがあったんだよね。


私は、「やりたいことやってただけだし、ただ楽しいことにほいほいついていってるだけだよ〜」とかなんとか言ったような気がする。


けど、ちょっと不思議な感覚になって。
これって私がいつも誰かに抱いてる感覚と似てるんじゃない?
隣の芝生は青いってやつ…


きっと誰もが、隣の芝生が青く見えることがあるように、私の芝生も他から見れば青く見えることもあるんだ。


その芝生の青さは、きっと自分じゃ気づくことは難しい。
こうやって、人に教えてもらっているのかもしれない。


そして、その芝生は毎日せっせと世話をしてきた証なんだ。無意識でも意識的でも、それが自分の育ててきている芝生。


人のものはよく見えがちだけど、たまにはちゃんと自分の芝生も見てあげよう。手入れをしてあげたら、どこかで輝くかもしれないしね。


羨望、時に嫉妬
この感情とはこれからも付き合っていくのだろうけど、うまく折り合いをつけながら付き合っていきたいものですね。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?