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私に埋められないあなたの心の隙間

自分が恋愛をしていなくても友達の恋愛の話を聞くのは好きだし楽しい。
でも今まで私に構ってくれていた時間が、
誰かに構っている時間に変わってしまうのは寂しい。
寂しい、という表現はかわいこぶりすぎた。
包み隠さず言うと、気に食わない。

友達が彼氏と別れようとしている頃、
友達が彼氏と最近別れたその直後、
その友達は毎日のように夜、私に電話をかけてきた。
私がラインを返信すると、秒で返ってきた。

でも今は違う。

久々にかかってきた電話に出て、近況報告をしていると"マッチングアプリで知り合った人と今いい感じで、ほぼ毎日電話してるんだ〜。"
と言っていた。
私はその時思った。
あ、やっぱ男か。

彼氏が途切れない人ってなんとなくその理由がわかる気がする。
ちょっと隙のある感じや悪気のないあざとさ、
それに恋愛をしていたい気持ちが露骨すぎず、程よい感じに女を匂わすことのできる人。

しかし友達は男友達がほしくてマッチングアプリを始めたそうで、相手の男性が恋愛を匂わせてきたら距離を置いてしまうらしい。
だんだん話を聞いていると性格の悪い私は、
相手をその気にさせるのを楽しんでいる、としか
思えなくなってくる。

それを声に出さないのは、
「ろくに恋愛をしてない、してきてないあんたに何がわかるの?」と言われることを避けようとしているからである。
"恋愛経験が浅い人が薄っぺらい、自分の気持ちなんかわかんない、だから恋愛の話したくない"的な人を
これまで何人も相手にしてきているが、
正直ろくに恋愛をしてこなかったけど、あなたの気持ちは手にとるようにわかってしまう。

それによく思うことなのだが、
恋愛の隙間は恋愛でしか埋まらないし、
異性の隙間は異性でしか埋まらない。
私がどんなにあなたのことを"かわいい"と言ったり、
面白い話をしたって、
男の「もしもし?」には敵わない。

そのことをたまに、とてつもなく悔しく思う。
包み隠さず言うと、気に食わない。
でもそれは仕方のないことだとも同時に思う。

私がこのnoteを書いている間、
誰かが恋に落ちているかもしれないなあ、と、
西野カナも言いそうなことを考えていた。

隙間だらけで逆にまっさらな私の心は、
何を埋めていこう?
人生、楽しみすぎる。

それでは。
見つけてくださり、読んでいただき、
ありがとうございました。

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