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エッセイ 『明けない夜がありますように』 が完成しました💫

改めまして、春夜眠(はるよるねむる)と申します🌷
ちょうど一年ほど前に思い立ち、ゆっくりゆっくりつくっていたエッセイ本がついに完成しました〜!昨年中に出すつもりでいましたが、ギリギリ年度内…!

本の内容は、過去にnoteに投稿した日記を少し修正したものが4割くらい、残りは本のために新しく書き下ろしたエッセイです。

「迷子とちいさな祈りの記録」というテーマでnoteへの投稿をマイペースに続けてきましたが、この本でもそれは変わっていません。

どれだけ泣いて祈ったって、いつか夜は明けてしまう。怖くても苦しくても、どうせ明日も生きるしかない。だからせめて、なるべく良い日になるように、そして眠れずに過ごした夜のことを、ずっとここにいられたらという祈りを忘れないでいられるように。

眠れない夜に、そしてそのあとに来る朝に、一人きりで泣いている誰かの側にそっと寄り添うことのできる本になったら良いなあと考えながら、この本をつくりました。

手前味噌ですが、とても素敵に出来上がりました。
初めての自費出版、じっくり地道にお届けしていければと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします!


以下、本の詳細とお知らせです📖



本について

*できあがり*

表紙
朝焼けをイメージした色合いです。
背表紙
一冊ごとに表紙の色に若干の違いがあります。
印刷上の仕様で全くの偶然なのですが、すぐに変わってしまう朝の色みたいでお気に入りです。


本文にはモンテシオンという紙を選びました。
優しい手触りでとてもめくりやすい。


*仕様*

・サイズ:A6(文庫本サイズ)
・本文:122ページ
・本体価格:770円(税込)

*目次*

他人のラブレター
・かもしれない、は月のひかり
やることリスト
とっておきの死に方
・エンドロールには
・生命線
もう、嘘をつかなくてもいい
・寂しさに寄せて
・神様にも恋人が
秘密
愛だよね
・生まれ変わったら特別になりたい
助けてください
苦しみの日々に支えられてしまうことについて
・明けない夜がありますように
・風が通り過ぎた場所で
・本をつくろう
・あとがき

(リンクの付いている日記はnoteの過去の記事にて全文公開しておりますので、ぜひサンプルとしてご利用ください!)


また、日記「他人のラブレター」で歌詞を引用させていただいたニーネの『ラブライト』という楽曲ですが、日記を収録するにあたり、本にも歌詞を掲載させていただいております。配信されていない楽曲なのですが、とても素敵な詩ですので、ぜひそちらもチェックしてください。

▼ 配信されているなかだと、『茫洋』と、同じアルバムの『かっこつけて行こう』がお気に入りです

▼『鬱の本』の点滅社さんから出版されている『ニーネ詩集 自分のことができたら

強くて優しくて弱くてかっこいい音楽!


お知らせ

▼本は 春夜眠のBASEにて販売中です🌷

(4/10 追記)
現在は3刷分の予約販売中です!こちらは4月22日以降の発送となる予定です🚛

少部数ずつの重刷にはなるのですが、「明けない夜がありますように」は、今後も春夜眠として本をつくりながら、長くお届けさせていただけるように、と思っていますので、タイミングの合うときに是非お手に取っていただけますと幸いです!

(3/29 追記)
東京・高円寺のそぞろ書房さまにて、本書を取り扱っていただけることになりました!いろんな方のZINEがたくさんあります!すごく楽しい!展示やイベントなどにも力を入れられていて、きっとすてきな出会いのある本屋さんですので、機会があれば是非足を運んでいただければと思います🌷
(ご近所の「ラザニ屋」というラザニアやさんもお気に入りです🍽)

(4/12 追記)
兵庫・須磨の自由港書店さまにて、本書を取り扱っていただけることになりました!とっても素敵なまちの本屋さん🛳 自分自身にとっての「自由」と、それを支えてくれることばたちが、きっと見つかる場所です。お店に行かれる際にはぜひ、須磨の海もお楽しみください!
(お店と海のあいだにある「風風」というたこ焼きやさん、たこ焼きはもちろんですが、唐揚げがおいしい……!)

商品についてのご質問等がございましたら、この記事にコメントしていただくか、

・X(旧・Twitter)のDM
・春夜眠BASEのお問い合わせページ
・メール(hryrnmr.00(at)gmail.com ※(at)を@に変換してください)

のどこかにご連絡ください。よろしくお願いいたします。


印刷所にデータを入稿した日の日記には、「うれしい!」と、そして出来上がった本が届いた日の日記には、「明日からも、この「つくる」という営みを続けていくためにやっていくのだとわかった」と書いていました。
いま、こうして記事を書きながらも、どこか夢を見ているようです。つくる事に、つくる人たちに憧れながらもがいてきた時間が、本になった。本をつくったんだ。嬉しいなあ。すごくどきどきします。わくわくとも言う。

二冊目のことも、また考え始めています。
一年後か、もっとゆっくりなペースになるかもしれませんが、またここでお知らせできたらいいな。

大学のほうも、もうすぐ新学年が始まります。春休みをたっぷり制作に使えて良かった。
夜は明けるし、冬も終わる。
けれど私らしく、なんとかやっていきます。


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