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とりあえず主義者②〜ありがたいことば

前にも書いたけれど、ぼくは「とりあえず主義」だ。

結果をおそれて何もできないよりは、とりあえずやってみて、なるだけ小さな失敗を積み重ねることによって得られることは多いような気がしている。「ような気がする」というのは、ぼくの口癖です。ここは、多いと確信している! と言い切ってみたい(気がする…いや、言い切ろう)。

とりあえず、やってみようか? というところには、気負いがない。あくまでも試作です、テストです、お遊びです、とすることによって、解き放たれるものがある。

どんなに大きな仕事でも、最初の一歩というものがあるはずで、その一歩、一歩の積み重ねがなければ、何事もなし得ない。

そこには、仕事だぞ、責任重大だぞ、というプレッシャーが有効になることもあるかもしれないが、ぼくの場合、

「よくよく考えて、決めたのなら、あとは、やりたいようにやろう。結果はついてくるよ」

と言われる方が、力を発揮できそうだ。

だから自分にも、他人にも、そういうふうに接する。

どこまでできているかわからないが、できるだけ、そうしたい、そうありたいと思っている。

今日、朝のページを書いていて、聞こえてきたことばは、ぼくにはたいへんありたがいことばで、10数年前に、ある年上の人から、いただいた。急に思い出したというか、聞こえてきたのだが、それは、

「あなたは、もっともっと、わがままになっていい」

ということばだ。

いま、あらためて、そのことばを自分の心の中で鳴らして、聞く。──ハッとするところがあった。

(つづく)

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「道草の家・ことのは山房」のトップ・ページに置いてある"日めくりカレンダー"は、1日めくって、8月21日。今日は、「親子で“平和と家族”を考えるフォト・トークイベント」(9月5日開催)のゲスト・小松由佳さんの著書『オリーブの丘へ続くシリアの小道で〜ふるさとを失った難民たちの日々〜』の話。

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