鬱で自閉症の隠キャのボクシングジム体験談
ボクシングジムに行って参りました。
自閉症の僕が行ってみた感想を書いていきます。
うつ病を完全に消したいと思ったのがきっかけで、何か運動するようにしよう!と思って始めようとしたのがボクシングです。
(主治医にも、運動するのいいかもねと言われていた)
なので目的は運動不足解消、あわよくば筋肉が少しでもついたらいいなくらいの気持ちで行こうとネットサイトで予約しました。
でもここで一つの不安が
そう。怖くないのかな?って思うじゃん。
ボクシングなんてヤンキーみたいな人が多いっていう偏見があったり、まさか刺青入れてるヤクザみたいな人も中に入るんじゃないかと不安になったんです。
だから予約当日まで緊張しっぱなしでした。
「下手くそ、もう来んなとか言われたらどうしよう」とか色々考えてしまうんです。
ましてや自閉症なので、不安は募るばかり。
当日
ぎゃー!当日が来てしまったと叫びました。
心臓をバクバクさせながら、家を出る準備を始めます。
「どんな筋骨隆々のおじさまが出てくるんだろう」とバスの中で漏らしそうになる春野。
バスを乗り継ぎ、目的地へ辿り着き、思い切って門をくぐると、出てきたのは?
爽やかなお兄さんでした。
確かにガタイはあるけど、高圧的という訳ではない、優しい人だったのです。
これで少し緊張が解けました。
ボクシングジムって汗臭いって聞いてたんですけど、そんなこともなく、タイル調のおしゃれな場所でした!
周囲にもチャラい人はおらず、普通のジムにいそうな人たちばかりでした。でも自分のきた時間が平日の昼でいなかっただけで、夕方になればプロも来るらしいです。
早速開始 時間は1時間。
まずは準備運動から。僕がそんなに運動してこなかったのもあって、体を伸ばしましょうってことになりました。
久しぶりの体操。これだけで汗出たのウケるよね。
「どこからきたんですか」「来るの怖かったでしょう笑」と図星のことを言われ談笑しながら体を伸ばしていきます。
次にしたのが重い縄跳び。これめっちゃ疲れた。
一分間も続けるの本当に疲れてびっくりでした。
いよいよボクシングのポーズを教わります。
いざやってみて思ったのが、意外と複雑で難しかったということです。
自閉症によくある発達性協調運動障害の傾向も持っているので、基本的なポーズを構えるだけで、変な筋肉を使い疲れましたね。
徐々に殴る動作も学んでいきます。
「もっと思いっきり殴る動作していいですよ」
「脚を曲げるともっと勢いよく振りかぶれます」
「そうそう、よく出来てますよ!」
「出来なくても全然いいですよ!」
と優しい言葉をかけてくれます。(嬉しい)
徐々に楽しくなってきました。自分的にボルダリングより楽しかったです。
いよいよグローブをつけてリングへ
グローブを渡され、リングへ昇ります。
くぐる時に脚引っ掛けて転びました。(はず)
スタッフさんが、殴られる用の平べったいミットをつけて、いよいよミット打ちが始まりました。
鬱で溜まった鬱憤を拳に乗せると感情がこもるのか凄いいいパンチができます!
これが凄いたのしい!
でもステップの仕方とかも決まり?があるので
協調運動が苦手な僕にとって、何回か脳がバグってフリーズする事件が起きました。スタッフさん困惑。
結構難しいんですよ。ボクシング。でも本当に楽しい!
これもやりましたよ!これ名前なんていうの?サンドバック?これが意外と硬くて、殴ると脳と腕に響いて痛いんです。
でも徐々に慣れていくもので、筋肉もデカくなるらしい。
バンバン殴っていき、凄い疲れます。
今も筋肉痛が続いています。本当に辛い
何分かそれが続いて、今日は終了しました。楽しかった。
感想
何度も書いていますが、鬱の人にオススメします。普通のジムより続きやすいし、有酸素運動で全身運動なのでかなり鬱の改善が見られるのではないでしょうか。
まあでも一歩踏み出すのに勇気入りますが。。。
もちろん発達障害の人もチャレンジして見てください。
本当に楽しかったです!
僕は入会することにしました!
がんばります!
では今日はこれで。
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