Haru

大学卒業して社会人になってふとしたことから大学院生になりました。 バックパッカーとかも…

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大学卒業して社会人になってふとしたことから大学院生になりました。 バックパッカーとかもやってました 日々のぼやきとかためになった本のまとめとかせっかくなので公開します🍁

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  • わたしのかんがえ

  • わたしの学んだこと

    読んだ専門書や学んだ専門的なことをまとめておくところ

  • 日々の疲れを吐き出すトコロ

    ただのぼやきです

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人生最後のひとり暮らし

明けましておめでとうございます。 …とは言っても1ヶ月も過ぎてしまったけど 2024年の年明けは自然災害や事故に通り魔と恐ろしい事が続いた。 今年はどんな年になってしまうんだろう?ととても不安になった でもそれで足を止める時間はない。なんせ1月が本当に山場だった。 いいイベントわるい(?)イベント含めてビッグイベントがたくさん! 修士論文に口頭試問があってパートナーは一足お先に関東へ。我々2人とも1月生まれなのでそこは律儀にお祝いして…と息つく暇もなしとはこのこと。

    • なんだかんだ1年って過ぎていく

      2023年が終わる。 何度書いたかわからないけど今年は本当に怒涛の1年でした。 たくさん悩んで泣いて頭おかしくなりそうな時も正直あった。 人のカウンセリングしてる場合じゃないのではって思うこともあった。 でもなんだかんだ乗り越えて 思い通りにいかないことばかりだったのに、気づいたらなんだかんだのカタチで2023年を無事に終えようとしている。 そうか、人生ってどう足掻いても変化するんだなって感じたそんな1年。 私はどちらかというと自分で意思を持って人生を変化させたいと思

      • 急に思い立ってとりあえずやってみる人生

        現在就職活動真っ只中の私。 心理職のお仕事はいろいろあるけど、新人心理士がまともに働いて行くのはなかなか厳しい世界だと聞く。 美容院とかで話を聞かれて「心理士を目指していて今大学院生なんです〜」というとまず心理士ってなんやねんみたいな顔をされる 「カウンセリングとかのイメージですね」というと「あー!なるほど。人の心読めちゃう的な?」とか言われたり「心理検査とかをとったりするんです」とかいうと「心理検査って、あー最近SNSとかでよく流行ってる感じの?タイプ診断みたいなやつで

        • 住み慣れた街を離れることでその街の良さがわかる

          前回なんとなく久しぶりに自分の気持ちを綴ってからまた月日が流れてしまった。 今年の前半は本当に怒涛で、パートナーが心を病んでしまったりとか、それで私もつられるように心を苦しめながらなんとか生きてきたような感じだった。 そしてある意味ターニングポイントとなった今年が終わりに近づいている。 あれからパートナーが転職を決め、本当に幸いなことにとてもいい企業とご縁をいただいた。 私のパートナーはいわゆる変わり者で(そんな彼と5年以上一緒にいる私こそが変わり者なのだが)、いわゆる

        人生最後のひとり暮らし

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        • わたしのかんがえ
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        記事

          心に余裕がないを理由にする日々

          久しぶりに自分の思いを綴ってみようと思う。 ここに自分の気持ちを書き出そうと何度か思ったけど、ある時は時間がなかったり、またあるときは近くに人がいて小っ恥ずかしくて書けなかったりした。 そんなこんなでもう夏になってしまった。 私の大学院生活も残すところ半年となった。本当にあっという間だったように思う。 この半年間は、本当にいろんな意味で「怒涛」だった。 もちろん大学院でしなくてはいけないこともたくさんあるし、それ以外にも不登校支援や学童でのアルバイト、外部実習などいろんな

          心に余裕がないを理由にする日々

          【読書メモ】カウンセリングの理論⑵

          第4章行動主義 ◆精神分析やロジャーズ理論が推論に基づいて「行動の動機となる心」を対象にしているのに対して、行動主義は事実に基づいて「目に見える反応」を対象にしている ◆行動主義は創始者はおらず共同作業で構築されてきた 第1節行動主義の概説 ◆条件反射理論(古典的条件づけ)と試行錯誤理論(オペランと条件づけ)が一つに合体したものが行動主義 ◆条件反射理論(古典的条件づけ)はパブロフのイヌが有名。パブロフの条件反射理論は⑴生理学志向⑵主体性はない ◆パブロフの考えを人

          【読書メモ】カウンセリングの理論⑵

          【読書メモ】カウンセリングの理論(第1章序論から第3章ロジャーズ)

          第1章 序論 第1節カウンセリングの定義 ◆カウンセリングの実践家として自分なりのカウンセリングの定義を作らなければいけない。それには正誤はない。自分がクライエントに一貫した反応を示すためのもの。 私なりの定義は、「クライエントの人生を知ることであり、クライエントの理解者としてその自律をサポートするもの」だと思う(今現時点) ◆この本でのカウンセリングの定義は「言語的および非言語的コミュニケーションを通して相手の行動の変容を試みる人間関係」である。カウンセリングの中心

          【読書メモ】カウンセリングの理論(第1章序論から第3章ロジャーズ)

          【読書メモ】自殺のサインを読みとる 

          読んで感じたこと考えたことをピックアップしてここに残す 第1章 日本で今何が起きているか◆自殺が急増している 特に中高年は自殺のリスクが高く(不況に関係なくライフサイクル的にも自殺リスクが高い),今後日本は高齢化社会になっていくことで高齢者の自殺が問題となってくるであろう まず感じたこととして,自殺はどの世代にも生じうるが世代によってその理由や意思決定までに要した時間は大きく変わってくるだろう。今まで26年生きてきた印象として若者は変化の目まぐるしさに耐えきれない時や,目

          【読書メモ】自殺のサインを読みとる 

          【読書メモ】カールロジャーズ

          心に残ったところだけ書き出します ◆よいファシリテーターとは、どんなことであれ、他の人にそれを自分自身で行ったのだと感じさせることのできる人のことなのです ◆理論に依拠してしまうと、セラピストは、クライエントが体験するがままにクライエントの世界に関わるのではなく、むしろクライエントを予断に基づいた認識構造に合わせようとしたり、あるいはその構造の型に押し込めようとしてしまう →自分自身の経験の実証的正当性を信頼する ◆ある人の行動を理解する最も確かな道は、その人の自分自身

          【読書メモ】カールロジャーズ

          ずっとあたまの中がぐるぐるしている

          ある先生の授業でこんな言葉を習った DMN デフォルトモードネットワーク 私たちは通常物事を考えながら生きているけど,デフォルトの状態というのがあるらしい いわゆる何も考え事とかをしていない時間 というとわかりやすいかもしれない とにかく人間は頭の中を空っぽにしている時間というのがあるらしい でも発達障害の方やアルコール依存の方などはこのDMNが常に活発に動いていて年がら年中頭が大騒ぎしているらしい その話を聞いた時に,私も発達障害とかあるアルコール依存とかではない

          ずっとあたまの中がぐるぐるしている

          「できる子」と思われたい呪い

          M2の生活も1ヶ月が経って、後輩も入ってきて 授業ではなく実習がメインになったりと 自分の環境もやるべきことも大きく変わった。 ケースについて検討したりの時間が増えてくると 自分の課題も浮き彫りになる そんな中でずっと、自分の中でじゃまなものが自分を支配している感じがする それは何かというと、先生やみんなに「すごい」とか「うまく関わってる」とか言ってもらいたいと過剰に思う自分自身。 私は昔からそうだったと思う。 小学校の時からいわゆる「いい子」で通ってた私は、周りにそ

          「できる子」と思われたい呪い

          【本紹介】ころんで学ぶ心理療法⑤

          初心者のための覚え書き 五感を使って面接を振り返ること 録音記録を聞き返すだけでなく、五感を使って面接を振り返る →面接室の中で セラピストとしてその時にどう考え、どんな感情がわいていたかを思い出す クライエントになったつもりになって録音テープを聴く クライエントがどんな気持ちや考えだったか追体験する セラピスト側とクライエント側の記録がどれくらい噛み合っているかチェック 論文を書くこと 事例を論文にすることで第3者の目線で観察して記述することができ 冷静で客観的

          【本紹介】ころんで学ぶ心理療法⑤

          【本紹介】ころんで学ぶ心理療法④

          逆転移をいかしてみよう逆転移分析を自己開示技法につなげる方法 自分の逆転移分析をありのままに伝えること →自分の姿が他者の目にどのように映っているのかを知る体験になる →Thの素直な自己開示によって「よそよそしい」存在でなくなることによって新しいクライエントの自己洞察に向かうこともある クライエントが新たな対人関係を学ぶ →ネガティブなコミュニケートをしても壊れない対人関係があることを学ぶことができる →主観的な思い込みをしていることに気づいてもらうこと 重症のクライ

          【本紹介】ころんで学ぶ心理療法④

          【本紹介】ころんで学ぶ心理療法③

          面接に慣れたと思ったら 面接が生き詰まったと思ったら 「今この場で何が起こっているのだろう?今の状況はどうなっているのだろう?」自問自答して客観的に分析すること 慣れたころにやってきた落とし穴 事例 CL B(17)女子高校生 主訴:自分に自信がなく落ち込んでしまう。周りと比べて何事もできないのではないか、ダメな人間なのではないか。 来談経緯:学校の養護教諭からの紹介 内容:成績がよく性格の明るいbroとsisはMoのお気に入り。Clは「取り柄のない子」とMoは言う。F

          【本紹介】ころんで学ぶ心理療法③

          【本紹介】ころんで学ぶ心理療法②

          逆転移の傾向と対策 ベテランのセラピストはどのようにして失敗事例を克服したのかを検討する 失敗例と成功例の違いは何か ①セラピストとしての役割意識が保たれているか →「セラピストとして自分は今何をすべきか」が明確にあること 事例 厳しい家庭環境で育って現在友人関係を形成できない30代女性 「先生はどんな子育てをしていらっしゃるのですか」 失敗例:ここは私の個人的なことをお話しする場ではないので困ってしまうのですが 成功例:私がどんな子育てをするのか気になるのですね。A

          【本紹介】ころんで学ぶ心理療法②

          【本紹介】ころんで学ぶ心理療法:初心者のための逆転移入門①

          はじめにこの本は、心理療法家の初心者が失敗事例からどのように学び成長していくかを主に逆転移の切り口から綴ったものである。 出だしからころんだ、はじめての面接初めの試練 心理療法の一般的な報告事例には 「セラピストが共感的態度で傾聴することに治療的な意味がある」 「セラピストの仕事とは、クライエントが自分の本当の問題を洞察できるように援助することである」 などと書いてあるので、「熱心に耳を傾ければ、クライエントは自然と自己理解を深め進んでいく」といったイメージを持つ →実

          【本紹介】ころんで学ぶ心理療法:初心者のための逆転移入門①