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っぽいもの

布に自由に描けるクレヨンなるものを見つけました。

なんでも、布に描いた後、上からアイロンがけをするだけで染色が完了するんだとか。

自分で彩色するとか、自分で造形するとかそういうのが好きなので、見つけたその日のうちに無地のトートバッグと一緒にAmazonで購入しました。

どんなトートバッグにしようかと思ったとき、真っ先に浮かんだのはレジ袋風の布かばん。

意味がわからない方が多いと思うんですけど、なんとなくそう思ったんです。メタくて良くないですか?

とりあえず、スーパーのレジ袋風にするにはロゴが必要だ。そう思いたって急いでそれっぽいロゴを作りました。

こんな感じです。

フェイキーっていうのは偽物とか、嘘っぽいって意味です。

デザインし終わってみると、ますますレジ袋みが滲み出ているのを感じます。

でもこの"っぽさ"って一体なんなのでしょう。このロゴを作るにあたって、特定のスーパーのロゴを真似したりしたわけではないのです。

そもそも、ロゴのデザイナーはなるべく独創的な作品を作ろうと躍起なはずで、スーパーのロゴ"っぽい"という概念(?)が存在するのも不思議なのです。

なるべく他と違うように作ったものが、なんとなく全体的に似てしまう。

そういった状況のとき、その"っぽさ"というのがその界隈全体の、ここでいうならスーパーのロゴとしての暗黙のルールというか、スーパーのロゴの本質のようなものを含んでいるのかもな...と思いました。


っぽいもの #とは

#エッセイ #デザイン #ロゴ

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