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「いいお母さん」の定義

金曜日。

お迎えが終わると、
ほっと肩の荷が降りる。

今日は子どもたちと自分へのご褒美も含めて、棚で大切に寝かせていた真っ黒のバナナで米粉とバナナのシナモンナッツタルトをおやつに焼いた。

クッキー一枚まともに焼けなかった私に、お菓子作りの楽しさを教えてくれた今井ようこさんのレシピ。

「食べる」は昔から好きだったけど、「作る」の楽しさを知ったのは食べてくれる子どもたちが生まれてきてくれてから。

時間はかかるけど、そのプロセスの間に込める想いや、思い浮かぶ顔、自分と向き合う時間。その全てが「完成」や「ゴール」だけが全てじゃないってことを教えてくれる。

「手作り」=「正しい」
と思っていた頃は窮屈だったけど、

今は楽しい、と思える時に心を込めて作って、それができない時は出来上がっているものや、あるものを大好きなお皿で食べる。それで花まるなんじゃないかな、と思えるようにまで自由になった。

いかに全てをスマートにこなせるかとか、鬼のように完ぺきになることが「いいお母さん」なのだと躍起になっていた頃もあったけど、

自分の至らなさも笑って受け入れ、自分のできる範囲でできることを心を込めて、楽しんでできるようになることの方が、実は難しくて、でもできたらとても素敵な人生が待っているような気がする。

世の中のお母さん、今週もお疲れさまです!


土日はまた別の大変さがあるけれど、時間に追われてばたばたと駆けずり回る朝の時間から、しばし解き放たれた、素敵な週末を!

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