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【私が生まれる前の両親】うちの夫婦不仲の原因は私たち子供ではなかった。

こんにちは。

春野太陽です。

今日は、私の生まれる前もとい赤子の頃の

両親の話をしたいと思います。

なぜかというと、

世には【親ガチャ】という言葉があり

赤ちゃんは生まれる親を選べず、まるでガチャガチャのように当たり外れがあるという例えですが

「親ガチャとばかりいうけれど、ハズレの子を産んだ親も子ガチャはずれだから。」

というように産んだ親側からの【子ガチャ】という

言葉もいつのまにか誕生していました。


毒親育ちの当事者が、

『私にとって親ガチャ外れだったのと同じく、親にとっては私は出来損ないの子供で、子ガチャが外れたのだろう』

と言葉にしているのも見たことがあります。

まぁ確かに産む側も生まれてくる子がどんな子かは産んでみなきゃ分からないから子ガチャもあるか…

とは思いつつも、やっぱり産む意思を決めた親側が「ガチャ外れ」なんて言うのがなんとなくしっくりこなくて。。。。。


それは私が幼い頃、とにかく自分を責めまくっていた日々のことですが

『”私がいるから”パパとママは仲が悪い』
『”私の成績が良くないから”父と母は喧嘩する』

のように、『私の存在=両親の不仲』

と完全に思い込み自分の存在を責めて死にたがっていました。


でも、母の病死後どんどん明らかになる

私が生まれる前からの両親の絶え間ない喧嘩エピソード。

『あぁ。子供が産まれてから教育方針の違いで喧嘩が起こるとかだと思ってたしそういう毒親もあるかもだけど、こいつらは私らが生まれる前からずっとクソ夫婦なんじゃん。
なんだ、私のせいでパパとママが喧嘩してると思ってたあの頃の時間バカみたい。』

私は明らかに【親側に子ガチャハズレなんて言う権利のない明らかな親ガチャ外れ毒親育ち】。


両親の不仲エピソードとしてですが、

まず私の母は中国の東北出身です。

当たり前に冬はマイナスの気温になる地域です。

そんなところから結婚して来日した母。

日本の関東の真冬で父が寒がっていると

「根性なし」「これくらいの寒さで堪えるのか」

と父を煽って今で言うマウントをとっていたようです。

まじで性格ひね曲がってんな。クソ毒母親。

またそして父も父でやり返すように、

夏場になって湿気や暑さでしんどい母を見て

「これくらいの暑さに耐えられないのかよ」
「冬の時は散々俺に言ってくれたな」

とやり返していたそうです。


新婚ですでに日常会話が大荒れかよ。

まじでしょうもないことで相手を蹴落としあう

くだらん人間同士でくっついた夫婦だな。


また、私が乳児の頃、

母親は盲腸にかかりました。

父は母が入院の間、乳児の私を面倒みようと

私を抱いて入院面会から帰ろうとしたら

「お前なんかに娘を預けられない」
「娘を私に返せ」
「お前は家事も育児も何もできないくせに」

と母に散々言われたそうです。

退院後、母は夫への看病や育児の感謝はなく

「お前のせいでストレスで病気になった」
「入院期間に預かってただけで育児したと調子乗るな」

とまた喧嘩を売っていたそうです。


うちの母が自分の赤子に対して執着が強くなった理由はまた別にあると思われるのですが、

それにしたってほんっと言動が常に喧嘩腰で

こんなのでよく夫婦になったな。

こんなのが新婚の頃から続いているなら

私を産むとっくの前に離婚しろや。

こんな頃から不仲に巻き込まれてた乳児の私、不憫やな。



これらの話は、母の死後、父から聞かされました。

なので父の一方の記憶である可能性はあるし

偏りのある情報であると私自身線引きしています。

ただ、気候の違いでマウントを取り合った件に関しても

父は「あいつが先に仕掛けてきたから俺はやり返してやったんだ!」

と私にドヤ顔で言うものだから流石にドン引きしました。

父が母にやり返した行為ははたからみたら火に油を注ぐ行為でしかないのに

父本人はドヤ顔で「俺がやり返してあいつにも俺と同じ気持ちを味合わせてやったんだ」

ってあくまで自分は母を指導したみたいな立場でものを言っていたので、やっぱり狂っています。

父は母の死後、私に母の悪事や過去の不満を

曝け出して吹き込んだつもりのようですが

父自身の人格の欠如を示してしまっていて

墓穴掘ってるとしか思えない。

なにドヤってんだよ。


母も母で「私くらいの頭が良くて優秀な人間には誰にも文句は言わせないし少しでも無礼があれば嫌な目に合わせてやる」という感覚が常にあった感じ。

中国での学歴トップで過ごしてきた母。

中国の高校生は日本の高校生とはまったく違います。

中国の高校はどこも全寮制の共同生活。

中国の高校生の大学受験は、

共通方式のテストを受けたらそれが全国規模で

一位から最下位まで並べられる。

一位から順に、偏差値に合わせた大学に配分されていく。

要するに日本のように自由に大学を選択できるわけではなくて

学歴が本当にまんま成績順をあらわす世界。

そんな中で常にトップにいた私の母は

苦労もしないで成績を維持できた天才肌型。

全寮制時代は、成績がいい人は悪い人に命令できる文化(?)があったようです。

そこで、自分より成績が下の人たちをを見下して、

掃除や洗濯もすべて命令できたらしいです。

そんな中でぬくぬくと苦労知らずに育った母は

とんでもない卑屈で捻じ曲がりでマウント取りで

相手を見下し命令する絶対的モンスターと化しました。


そんな父と母が合体して、

マウントされては、やり返し

また喧嘩を売られては、やり返し

見下されては、やり返し。。。

永遠ループ。

こんなのに子供を巻き込むな。勝手にやってろ。


本当に離婚しなかった理由が不明です。

『あなたたち子供のために別れなかった』

と2人とも言い張っていましたが、

そんなの嘘。

産む前からたくさん離婚のチャンスあったやろ。

子供産む前から『おかしいな』『相性悪いな』

ってお互い絶対に何度も思ってたやろ。


まぁどうせその離婚ができなかった理由も

世間体やマウント取りのためですよ。

『離婚=恥ずかしい』『結婚=良い身分』

そのレッテルが怖くてプライドが許せなかったから

離婚しようにもできなかったんだろうな。

全て自分のプライドや見栄のためにしか

行動を選べないかわいそうな人間。

それが私の毒親。

相手のためとか家族みんなのためとか、一切ない。


どこにも救いようがない両親だわ。

同情さえしかねる。

夫婦の仲が悪かったのは、私たち子供のせいじゃない。

生まれる前からこうだったのだ。



2024.03.01(Fri)
春野太陽

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